消化器内科

岩田病院

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診療科目 消化器内科・外科・整形外科・肛門内科
住所 旭川市4条通13丁目右5号
TEL 0166-23-2201
診療時間  平日 午前 9:00~13:00 午後 14:30~18:00
土曜日 9:00~13:00
休診 日曜・祝日
HP http://www.iwatahp.jp/
岩田 豊仁 院長

略歴
1991年 順天堂大学医学部卒業、1998年 順天堂大学大学院修了、1999年 順天堂大学第2外科助手、平成2002年 岩田病院院長。医学博士、日本外科学会専門医・日本消化器外科学会認定医、所属学会:日本外科学会・日本消化器病学会・日本肝臓学会・日本肝癌研究会

肝炎ウイルスとヘリコバクター ピロリ菌
〜有効な検査と治療戦略〜

「沈黙の臓器」肝臓

【肝臓とは】

肝臓は、体内で最大の臓器です。
また肝臓は、体の中枢臓器で代謝機能をはじめ多岐にわたる働きをしています。

【肝炎について】

肝障害の原因はアルコール・肥満などもありますが、最も注意すべきはウイルス性のB型肝炎・C型肝炎です。
感染者はB型肝炎が150万人、C型肝炎が200万人と推定されます。
慢性肝炎・肝硬変・肝癌の原因の70~80%以上がこれらのウイルス性肝炎です。

【肝癌について】

肝癌の最大原因はC型肝炎です。肝炎の進展にともない肝癌発生率が上昇します。
またB型肝炎では肝機能の安定した人でも肝癌発生の可能性があり注意が必要です。

【治療について】

肝臓は「沈黙の臓器」と言われるようになかなか症状が現れず、異常に気が付いた時には病状がかなり進行していることがあります。
近年、B型肝炎・C型肝炎に対する治療方法も大きく変わりました。内服薬を中心に、副作用も少なく治療効果の有効率が飛躍的に上昇しています。

 

胃とヘリコバクター ピロリ菌
(以下H・ピロリ菌)

【H・ピロリ菌とは】

H・ピロリ菌は胃潰瘍・胃癌など胃疾患の原因になります。胃癌に関しては、原因の90%以上がH・ピロリ菌と言われています。H・ピロリ菌感染者の80%は、5歳までに家庭内感染にて感染しています。

【若年者(中高生)とH・ピロリ菌】

感染率は低下していますが、若年者の感染率は今だ10%前後です。WHOは若年時でのH・ピロリ菌検査と除菌を強く推奨しています。

【検査と除菌】

検査は負担の大きい胃カメラを使わない、尿素呼気試験でも行えます。尿素呼気試験は、内服薬の服用前後に呼気を検査するだけの20分程で終了する負担の少ない検査です。
検査の結果、H・ピロリ菌の感染が確認されれば除菌を行います。除菌は体重が35㎏以上あれば可能です。二種類の抗生剤と胃薬を一週間内服していただきます。

【H・ピロリ菌除菌の意義】

中高生を対象としたH・ピロリ菌の検査と除菌の意義は、胃癌発症リスクの軽減効果が大きいこと、および次の世代への確実な感染予防となることです。
当院にて何時でも検査可能です。一度、肝炎ウイルス検査とヘリコバクター ピロリ菌検査を行うことをお勧めします。

 

旭川市4条通13丁目岩田病院

愛生病院

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診療科目 内科・消化器内科・神経内科・リハビリテーション科
住所 旭川市東旭川町共栄223番6
TEL 0166-34-3838
診療時間 平日【午前8:45〜12:30】 【午後1:30〜 5:00】土曜【午前8:45〜12:30】
休診 日・祝日
HP http://aiseikai-hp.jp

記事提供

斉藤 浩之 副院長
略歴
旭川医科大学第3内科研修医、
大阪大学医学部生化学教室非常勤医員、米国ペンシルヴェニア州立大学医学部微生物免疫学教室研究員、旭川医科大学第3内科助手、旭川医科大学第3内科講師(学内)、旭川厚生病院消化器科部長(旭川医大臨床指導教授)
所属学会・認定医等:医学博士、日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本肝臓病学会専門医、日本内科学会認定内科医、日本医師会認定産業医
出身大学:1988年3月、旭川医科大学医学部卒業

 

肝臓外来のご紹介〜肝臓がんに、ならないために・・・

皆さんは肝臓病というとどのようなイメージをもたれますか?
肝臓病には急性の病気と慢性の病気があります。急性のものとしては、例えば皆さんが服用しているお薬が原因で起こる薬剤性肝障害やウイルス性の急性肝炎が代表的です。急性肝障害では劇症肝炎(肝臓の細胞がほとんど死んでしまう)になると命にかかわりますが、ほとんどは早期に発見し、適切な治療が行われたら治る病気です。
問題になるのは慢性の肝障害です。日本では肝臓がんの約5%は正常な肝臓にできますが、その他は肝炎ウイルス、自己免疫疾患、アルコール、脂肪肝などが原因の慢性の肝臓病をもった人に発症します。ですから私たち肝臓専門医にはこのような慢性の肝臓病をもった患者様を早く見つけ、定期的に外来を受診してもらい、経過観察や治療を行っていくことが求められるのです。しかし、慢性の肝臓病は自覚症状がないことが特徴で(肝臓病の終末像である肝硬変が進行すると、黄疸や腹水などが出現します)、皆さんも痛みがあるなどの症状があれば病院を受診しようと思われるでしょうが、検診で異常値があったくらいではまた来年と考え、受診する機会を失っていることが問題なのです。慢性の肝障害の治療の目標は肝硬変への進展を抑えることと、がんの早期発見・早期治療をすることです。これを達成するには病気の早期発見のため、皆様に病院を受診していただかなければなりません。
現在、肝臓がんの原因としては、C型肝炎やB型肝炎のようなウイルスによるものがほとんどでしたが、これらの病気に対する最近の治療の進歩は目覚ましく、特にC型肝炎は内服薬のみでほぼ100%の患者さんが治る時代になりました。今後我が国で問題になるのは脂肪肝です。脂肪肝の中で約1割の方が肝硬変まで進展し、肝がんの発症の危険を有する非アルコール性脂肪肝炎(NASH・ナッシュ)という病気を持っています。ですから脂肪肝だからと軽く考えず、NASHかどうか受診して調べる必要があるのです。
ではどうやって肝臓病の診断をするのでしょう?実は血液検査と健康被害もなく苦痛も伴わない超音波検査のみでかなりの病気がわかります。肝疾患の原因を調べる血液検査は結果が出るまで数日かかりますが、超音波検査は20分程度で終了しますので、1回の受診で長くお時間をとらせることはありません。
検診で肝機能検査(AST・ALT・γGTPなど)に異常値があった方、またAST・ALTが正常範囲内でもALTの数値がASTより高い方(慢性の肝臓病が隠れてる場合があります)、毎日のように飲酒する方、肥満の方、ご家族に肝疾患がいらっしゃる方など一度肝臓外来を受診し、慢性の肝疾患がないことを確認して下さい。
まずは受診することが大事です!

 

 


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記事提供

ph_aiseikai03 河端 聡 神経内科 医長
略歴
2009年3月鹿児島大学医学部卒業、
2009年4月旭川赤十字病院神経内科、
2015年4月愛生会病院神経内科医長
所属学会:日本内科学会認定内科医、日本神経学会神経内科専門医、日本神経治療学会

 

神経疾患の主な症状〜このような症状の時は神経内科への受診を

神経内科は脳・脊髄・末梢神経・神経筋接合部・筋肉に異常がある患者さまを診る内科です。神経内科を受診していただく症状としてはもの忘れ・頭痛・めまい・ふらつき・しびれ・力が入らない・転びやすい・話しにくい・むせやすい・体のふるえ・物が二重に見える(複視)などがあり多岐に及びます。どの症状もつらいもので患者さまの生活の質を低下させます。そして多くの患者さまが「まずどこの科を受診すればいいのか」と悩む症状ばかりです。そのような症状をお持ちの方はぜひ神経内科を受診していただけたらと思います。すべての症状を改善させるのは時に難しいこともありますが、少しでも症状が改善する・うまく症状と付き合っていけるお手伝いができたらと思います。また先ほどあげた症状以外のものでも、どこの科にかかったらいいかわからない患者さまもいらっしゃると思います。神経内科は内科であることからそのような患者さまの入り口になれることもありますので、まずはご相談いただけたらと思います。
なお気分が滅入る等の症状を呈するうつ病などの精神的なものは当科ではなく精神科を、ストレスなどによる心身症などについても当科ではなく心療内科の受診をお勧めします。

 

旭川市東旭川町共栄223番6

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