「旭川市立共栄小学校」

旭川市豊岡2条10丁目にある共栄小学校。
窓から大雪山連峰が望める環境にあります。
子供達は本当に元気で、校舎からは明るい笑い声が響いています。
共栄小学校の子供達の様子を御紹介します。

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明るい校内

共栄小は昭和62年4月に開校。今年28年目を迎えます。旭川で一番最後にできた小学校です。決して新しくはないのですが、廊下も階段もピカピカ。とても清潔感があり、思わず深呼吸してしまいたくなります。
お昼休みの清掃タイムをのぞいてみると、皆一生懸命。こんなにきれいなのだから、廊下は毎日やらなくてもいいのではと思うほど。3人の用務員さん(スクレンジャー)の活躍にも注目です。校内はもちろん、学校の周りにも目配り気配りしています。
昨年は、ペンキがとれて見づらくなっていた共栄小と書かれた看板を塗り直して、きれいに目立つようにしてくれました。用務員室の中を見てみると、まるで作業場のような感じでした。気が付かないところで、このように色々な方々が居心地の良い毎日が送れるように努力してくれているんですね。
トイレもきれいです。臭い、汚い、怖いの3Kをきれい、気持ちいい、快いの3Kに変えました。そこで登場したのが「あさっぴー」。大きなピカチューの絵もあります。ステキな文字で元気がでることを言っています。例えば「自分が笑ったら、相手も笑った」。なんだか行くのが楽しみになるようなトイレです。
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共栄小には学校には珍しい空間があります。1階2階にある「なかよしホール」。ここは俗にいう小上がり。テーブルも置かれています。本棚には本がたくさん並び、けん玉など昔の遊び道具も置いてあります。今は外遊びをしている子供達が多くなっていますが、中休みや昼休みは、ここでくつろいでいます。そして図書室も、思わず長居をしてしまいたくなる明るく可愛い感じです。図書館補助員の日根さんが、楽しい雰囲気になるよう展示などを工夫しています。窓辺にはお花の鉢も置かれ、まるで居間のよう。そして注目はたたみ。三畳のたたみのスペースがあるんです。それまでカーペットを敷いていましたが、たたみが入ったことで、香りも良く、子供達にも大好評です。
毎週行われている読み聞かせも、たたみの上で。耳を澄ますとBGMも流れています。これで本を読むのが楽しみになり、読書好きの子も増えていくことでしょう。

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チーム共栄

子供達が安心して楽しく毎日を過ごせるようにと、職員、PTA、学校支援ボランティアの方々が、しっかりと支えてくれています。PTAは廃品回収、ガラス拭き、歩道のラベンダー刈り等、精力的に活動しています。
学校支援ボランティアの方々は、交通安全指導、下校時のパトロールをはじめ、たくさんの協力をしています。放課後学習「ほかほかタイム」は、2年生から6年生までの希望者が、毎週水曜日の放課後、なかよしホールに集まって勉強をします。指導をするのは校区に住んでいる、元小・中・高校の先生達の学習支援ボランティアの方々。現在5人の先生が登録しています。落ち着いた環境で学べると、子供達にも評判の時間です。
昨年度の学校支援ボランティアの活動では、のべ約400人の皆さんの力をお借りしました。無理をせず、自分にできること、時間のある人が協力するというスタンスがいいのかもしれません。スポーツでは野球の少年団「共栄ワンダース」が活躍。春季南部支部大会では優勝しました。

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校長室で取材をしていると、中休みに子供達が遊びに来ます。皆に見守られ、のびのび楽しく学んでいる共栄小の子供達です。

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新卒で共栄小に来て3年目を迎えた、2年1組の担任。小学5年生の時の担任の先生が、いつも一緒にいてくれる素敵な先生で、その先生に憧れて教師に。一番大事にしていることは、子供とのコミュニケーション。一緒に遊んで子供の心をつかみ、学校を好きになってくれるようにと、日々頑張っています。体を動かすことが好きで、野球少年団の指導もしています。