のなか気管食道耳鼻咽喉科

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診療科目 耳鼻咽喉科・気管食道内科
住所 旭川市神楽5条13丁目1番6号
TEL 0166-60-3333
診療時間 月・火・木・金 8:30〜12:00 14:00〜18:00
水・土 8:30〜12:00
休診 日・祝日
HP http://nonaka-jibika.com
ph_nonaka 野中 聡 院長
略歴
1981年3月旭川医科大学医学部卒業、1988年6月、米国Rockefeller University(ロックフェラー大学)神経生理学教室留学、1999年12月 旭川医科大学耳鼻咽喉科助教授、2006年10月、のなか耳鼻咽喉科・気管食道科院長 =主な専門医=日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本気管食道科学会認定医、日本咳嗽研究会世話人、旭川医科大学臨床指導教授

長く続くセキ

セキは風邪の代表的な症状ですが、風邪以外の病気でも多くみられます。
セキはどれだけ続くかによって、3週間以内のものを「急性」、4週間以上8週間未満のものを「せんえん(遷延)性」、8週間以上のものを「慢性」と分けます。細菌やウイルスなどの感染によって起こる通常のセキは、多くの場合3週間以内で改善します。ところが最近では、胸のレントゲン写真であきらかな異常が無いにもかかわらず、長く続くセキの患者が増えています。セキが長引くことの原因としては長年の喫煙によって引き起こされる「慢性閉塞性肺疾患」や「気管支喘息」など、内科の先生が専門とするような病気が一般的ですが、耳鼻咽喉科医が主に診断治療に関わる病気もあります。ここでは代表的なものをいくつか紹介します。

●「後鼻漏(コウビロウ)症候群」

後鼻漏とは鼻汁(ハナジル)が鼻の後ろを通ってノドに落ちる状態を言います。落ちた鼻汁がノドを刺激することでセキやノドの違和感を引き起こします。後鼻漏の自覚がないこともあり、鼻から入れた細いファイバースコープで初めて確認されることもあります。アレルギー性鼻炎あるいは慢性副鼻腔炎(蓄膿症)いずれも鼻汁の原因となりえます。治療は、それぞれの病気に対応した鼻汁を抑える薬(抗アレルギー剤、抗生物質など)の投与が中心となります。

●「喉頭アレルギー」:

アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などのアトピー体質を持つ方の中に、ノドでもアレルギー反応を起こす場合があります。ノドがイガイガする、くすぐったい、などのほかに、長引くセキを訴えます。アレルギーが原因のため喘息患者に用いる気管支拡張剤よりもアレルギー反応を抑える抗ヒスタミン剤やステロイド吸入薬を用いるほうが効果的です。

●「胃食道逆流症」

胃の内容物が食道に逆流し、胸焼け(胸の灼熱感)やゲップなどの症状を示す状態です。ノドの違和感やセキ、声ガレなどの症状をともなうこともあります。胃酸の産生をおさえる薬を服用することが有効です。
さらに、子供の病気と考えられがちな百日咳やマイコプラズマなどが大人にも多く、セキの原因となることも知られてきました。同居家族の皆がセキに悩まされている場合には、特に疑われます。
以上の病気のほかにも、肺がんやピーナッツなどの異物を吸引(気管支異物)している場合にもセキが長引くことがあります。単に風邪を繰り返しているためだなどと決め付けないで、耳鼻咽喉科医や呼吸器内科医など専門医に相談することをおすすめします。

 

旭川市神楽5条13丁目1番6号