永山皮膚科クリニック

皮膚科

診療科目 皮膚科
住所 旭川市永山3条16丁目3番4号
TEL 0166-40-4112
診療時間 月・火・水・金曜日
9:00~12:30
14:00~18:00
木・土曜日 9:00~12:30
休診 日曜・祝日
伊藤 文彦 院長
略歴1989年旭川医大卒業。旭川医大皮膚科をはじめ、北見・士別・旭川・帯広・名寄の各地病院に勤務。2002年5月永山皮膚科クリニック開業。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、医学博士

皮膚病ワンポイント アドバイス

アトピー性皮膚炎について

この病気についてはかなりの情報が氾濫しており、混乱している人も多いのではないでしょうか。
確かに明確な原因は不明であり、アレルギーの関与は重要な要素ではありますが、純粋なアレルギー疾患ではないために、アレルギー反応という視点のみでは治療はうまくいきません。慢性の経過であり、時に難治ではありますが、決して難病ではありません。自分のライフスタイルにあった、ストレスのかからない適切な治療を続けることで必ず改善するものであると考えています。コントロールが良くない皮膚炎なのにステロイド外用を突然中止してしまうと、中止後に再燃してくる反応は組織に与えるダメージが大きくなってしまうこともあります。米国では専門医が診るほどステロイドの使用量は減る傾向があり、スキンケアの重要性が広く知られるようになっています。皮膚炎の場所と病気の勢いを正しく判断して、ステロイド外用が必要かどうか、スキンケアはどうするかなど適切な薬の選択と正しい使用法が重要です。塗っているのに治らない時はライフスタイルに無理がないか、適切な外用剤が選択されているか、塗り方は正しいかなどを総合的にチェックするべきでしょう。

 

蕁麻疹について

この病気はとてもありふれた皮膚病で、約30%の人が一生に一度は経験すると考えられています。
数日で治ってしまうことが多いのですが、時には慢性の経過で難治なものもあります。また、アレルギーの代名詞のように言われていますが、その原因が明らかになることはあまり多くありません。考えられる原因は多岐にわたり、一つではない事もあります。例えば、食物(アレルギー性と非アレルギー性があります。)・薬物(痛み止めや抗生物質など)・吸入物(花粉やほこりなど)・物理的刺激(圧迫・寒冷や温熱など)・ストレス・感染症(風邪や胃腸炎など)・自分の汗と反応してしまう場合や自己抗体の関与が推定されるものなどです。非常に稀ですが、内臓の病気に関連していることもあります。症状と経過からきっかけになったことを推定しますが、血液検査をすることもあります。
治療は症状がうまく治まる薬を定期的に服用し徐々に減らしていく方法が有効です。ストレスのかからないライフスタイルを維持することも大切です。かなり長期にわたって治療が必要なこともありますが、自分にあった適切な治療を続けることで必ず改善するものであると考えています。

 

にきびについて

この病気は日本人の約9割の人が経験するといわれています。かつては青春のシンボルなどと言われたこともありましたが、最近では治療すべきものへと意識が変ってきています。
にきびは思春期以降に性ホルモンの分泌が活発になることにより、皮脂が増加し、毛穴が詰まることから始まります。成人にもできることがあり、これは仕事が忙しくて生活が不規則になったり、ストレスが関係しています。また、過剰なスキンケアによって、悪化させたり、皮膚の状態を悪くすることもあるようです。ありふれた皮膚病ですが、悪化させると瘢痕を残し、後悔することになります。
にきびを正しく理解し、正しい治療と正しいスキンケアで、にきびと上手に付き合う方法を身につけることをお勧めします。

◇ ◇ ◇

皮膚病には水虫、とびひ、ヘルペスなどの感染症、植物や金属、化学物質によるカブレ、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎を代表とする湿疹・皮膚炎、尋常性乾癬や掌蹠膿疱症のような慢性疾患、皮膚腫瘍など約3000もの病気があるといわれています。
治療法も外用剤だけではなく内服・漢方薬・注射・手術・レーザー・ケミカルピーリングなど多種多彩です。最近では美容的な面から、しみ(色素班)に対するレーザー治療があり、当院でも対応しています。
体の表面(皮膚・毛髪・爪など)に見える気になる変化があるときには、一度は皮膚科専門医の診察を受けることをお勧めいたします。
また、他の科で治療中の人は現在内服中の薬がわかるように準備しておくことをお勧めいたします。なぜなら、薬によって出現する皮疹もあるからです。

旭川市永山3条16丁目3番4号

naga_hifu