産科・婦人科

みずうち産科婦人科

産婦人科

 

診療科目 産科・婦人科
住所 旭川市豊岡4条3丁目2-5
TEL 0166-31-6713
診療時間 月・木
AM9:00~PM6:30まで
火・金
AM9:00~PM6:00まで

通常外来は休診。
体外受精、人工授精、子宮卵管造影、各種手術などは完全予約制。

AM9:00~12:30まで
●昼休み
/12:30〜15:00
休診 日曜・祝祭日 第5土曜日は休診
HP http://www.mizuuchi.or.jp
水内 英充 院長
略歴
1976年、札幌医大卒業
1980年、同大大学院卒業医学博士
1988年、札幌医大産婦人科講師
1989年、ジョージワシントン大学(米国)留学
1994年、開業、日本産科婦人科学会専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医、日本東洋医学会漢方専門医、アメリカ産婦人科学会会員
水内 将人 副院長
略歴
2002年、筑波大学卒
2009年、大学院卒 医学博士
2012年、英国ケンブリッジ大学留学
2016年、札幌医大産婦人科講師、日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本生殖医学会専門医、臨床遺伝専門医、麻酔標榜医、超音波専門医、周産期専門医

 

多嚢胞性卵巣と月経不順/不妊の関係

 月経不順の原因は多岐に渡りますが、中でも多嚢胞性卵巣症候群は生殖年齢女性の5〜10%に存在し、排卵障害による月経異常や不妊症の原因となります。多嚢胞性卵巣症候群とは以下の3項目全てを満たす場合に診断されます。(1)月経不順や無月経などの月経異常(2)超音波検査で卵巣に多嚢胞所見(3)黄体化ホルモン高値などのホルモン異常.代表的な症状には(1)月経不順または無月経(2)不正性器出血(月経以外の出血)(3)不妊(4)多毛(5)にきび(6)肥満などがありますが、必ず全ての症状が現れるわけではなく,個人差があります。治療は妊娠希望のあり/なしで方針が変わってきます。妊娠希望がない場合には、長い期間の無月経によって引き起こされる可能性がある子宮体がんの予防のため、定期的な月経を起こす必要があり、ホルモン剤の周期投与が行われます。妊娠を希望するときには、まず肥満(BMI≧25kg/㎡)である場合は,栄養指導や運動療法などによる減量を目指します。5%程度の減量でも排卵が再開されるなど効果を認めることから、4〜8週間で5〜10%の減量を目標とします。減量でも排卵がない場合や非肥満では排卵誘発剤(クロミフェン)を内服します。クロミフェンは月経周期ごとの排卵率は60〜85%と報告されています。クロミフェンにより排卵が起こらない場合は、アロマターゼ阻害薬(レトロゾール®など)を排卵誘発剤として用いることがあります。排卵率が80〜90%と高く、海外からの報告では多嚢胞性卵巣症候群の方に特に有効であるとされていますが、保険適応がない薬になりますので事前の十分な説明と同意が必要です。内服薬による治療でも排卵が認められない場合、ゴナドトロピンと呼ばれる注射を行い排卵を目指します。高い排卵率や妊娠率がメリットではありますが、一方で排卵までに時間がかかることや連日の注射を行うことによる肉体的な負担があります。以上のような治療を行っても排卵が見られない場合,妊娠に至らない場合には体外受精が選択される場合があります。
 月経周期が安定せず長い場合や、基礎体温で高温期が不明瞭な場合などには、超音波検査を行うことで卵巣の多嚢胞形態が見つかり、多嚢胞性卵巣症候群診断のきっかけになる場合があります。上記のような症状がある場合には一度婦人科への受診をお勧めいたします。

 

旭川市豊岡4条3丁目2-5みずうち産科婦人科

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