三浦綾子記念文学館「無言館」所蔵品による


■4月2日(火)〜6月9日(火)
特別展・全国文学館交流事業
「無言館」所蔵品による
戦没画学生〈戦場からの絵葉書〉展

太平洋戦争や日中戦争で戦場にかりだされた絵を学ぶ画学生たちは、
「生きて還って絵を描きたいと叫びながら」遠い戦地で若い命を絶えました。
長野県上田市にある「無言館」は、遺言のようにもなった彼らの
「戦場からの絵葉書」を全国から収集、また戦地に行く前に描いた
絵画作品を集めて展示している慰霊美術館です。

無言館は、戦後60年余遺族が守りとおした遺作、遺品3百余点を全国各地で
「戦場からの絵葉書展」として開催しています。三浦文学館では、
3年前から全国文学館交流展事業に取り組んでおり、今年開館15年事業の
目玉としてこの絵葉書展を開催することにしたものです。

この展示は、無言館と北海道新聞旭川支社が共催。たくさんの企業支援も受け
実現するもので道北では初の開催となります。絵葉書をパネル化したもの
20点を展示するほか、妻や親などの家族、恋人、兄弟、大切な友人に送った
メッセージのパネル9点、遺品60点に加え特別展示として絵画3点(現物)も
展示されることになりました。

期  間:平成25年4月2日(火)〜6月9日(日)
会  場:三浦綾子記念文学館 2階 第4展示室(企画展示室)
観  覧  料:文学館の入館料が必要です。一般500円

三浦綾子記念文学館 外観
三浦綾子記念文学館
住  所:旭川市神楽見本林
電  話:0166-69-2626
開館時間:9:00〜17:00
休 館 日:毎週月曜日

北海道旭川市神楽7条8丁目2-15