写団「翔」の写真展開催 自然が織りなす 一瞬の美しさを
光 花 雫 風 雲
いくつもの自然の偶然が重なり、生み出された一瞬の美しさ。
そんな瞬間を切り取った写真展が、5月7日から24日まで神楽公民館で開催されます。
主催は、写団「翔」。
代表の岡部正(65)さんは、これまでも市内のギャラリー喫茶で4回の個展、さらに4年前からは
市内トーヨーホテルのロビーに作品が飾られるなど、精力的に写真を撮り続けてきました。
「父親が、まだフィルムの無い時代、すり硝子に自分で感光液を付けて現像する時代から写真を撮っていました。
そんな父親の姿を見ているので、小学生の頃からおもちゃのようなカメラを持って写真を撮っていましたね」と岡部さん。
本格的に習ったのは、30代の頃。「自分が一番良いと思う写真が、一番良い写真なんだよ」という、
当時の先生の言葉がずっと心に残っているそうです。
「写真は、自己表現。自然の中で自分が見たものをいかに画面に表現するか。例えインパクトはなくても、
美しい写真は飾っておくだけで、癒される。見た人の何人かでも、“良いね”と言ってくれるだけで嬉しいですね」
と話します。
実は、岡部さんの前々職は校長先生。昨年は退職校長会でも「写真ワクワク塾」を主催し、校長会のお仲間に
写真の撮り方を伝授。こちらのほうも、今年6月に第2回ワクワク塾を開き、同時に写真展も開催する予定です。
今回の写真展は、かつての同僚だった佐藤まり子さんと、写団「翔」として開催。
岡部さんが花の写真、佐藤さんが風景写真と、カラーを変えて計40点の作品が並びます。
ありふれた風景や花々から、ありふれていない美しさを引き出し、まったく違う表情を映し出しています。
ぜひ、その世界を、目で、心で、味わってください。
撮影 佐藤まり子
神秘的な光の輪を見事にとらえた
撮影 佐藤まり子
横に広がる木々の影の形も美しい
撮影 岡部正
可愛い土筆と回りで光る朝露が優しい。癒される一枚
場 所/旭川市神楽公民館 展示コーナー
旭川市神楽3条6丁目1-12号神楽市民交流センター2階
期 間/5月7日~24日(土・日・祝日を除く)
時 間/AM9:00~PM5:30