じんじん

5月18日（土）シネプレックス旭川にてロードショー

親子だから、言葉だけじゃ伝えられない。

北海道で生まれた「絵本」がつなぐ絆の物語。

あたたかな感動とやさしい気持ちが”じんじん”と広がっていく。

すべては2007年、俳優の大地康雄が訪れた北海道の小さな町・剣淵町

から始まった。そこでは、約20年前から「絵本」を真ん中に、人と人の心が通う「絵本の里づくり」を揚げ、

町民は仕事の合間をぬって子どもたちに絵本を読み聞かせ、豊かな心を育んでいた。

その想いが町のすみずみまで届き、人々が助け合うまでに成長。大地康雄が見たのは

絵本に目を輝かせる子どもたちであり、親と子の明るい未来だった。

そして、ひとりの俳優は〈絵本の力〉と〈親子の絆〉を描いた映画づくりを始めるのだった。

宮城県・松島に住む大道芸人の銀三郎は、気ままな独り身で芸人仲間から愛される

お調子者だ。決まり事といえば、北海道で幼なじみが営む農場を手伝うことのみ。

会社員だったときに別れた妻と娘にもそれっきり会っていない。

そんなある年、農場に行くと都会から農場研修で来ていた女子高生たちと一緒になる。

いがみ合いながらも距離を縮める銀三郎と女子高生たちだったが、ただひとりの少女だけは心を開かない。

やがて農場研修は終わりに近づき、彼女はそっと打ち明けるのだった・・・。

企画・主演／大地康雄　　監督／山田大樹

出演／佐藤B作、小松美咲、井上正大、若村麻由美

(C)2013「じんじん」製作委員会