こども冨貴堂がお届けする、大切な人へ贈りたい一冊


2月といえば、バレンタイン。
メチャメチャ好きな人がいる人も、
ちょっぴり好きな人がいる人も、
普通に好きな人がいる人も、
ステキなものを贈りたくなる季節です。
恋人だけじゃなく、
家族や友達にも、
普段、面と向かって“大好き”と言いにくい相手に
思いを込めた絵本を贈ってみませんか。
今月は、
こども冨貴堂さんに推薦して頂いた
大切な人に贈りたい絵本を4回に分けて紹介します。

まずは、一冊目。
口にするだけでドキドキするタイトルと
ステキなウサギの絵に心惹かれる一冊、
『どんなにきみがすきだかあててごらん』です。

どんなにきみがすきだかあててごらん 写真
仲良しのデカウサギとチビウサギ。
ある日、チビウサギがデカウサギに言います
「どんなに、きみがすきだか あててごらん」

「こんなにさ」
その小さな両手を必死に広げて、体いっぱいで
「すき」を伝えようとするチビウサギ。
「でも、ぼくはこーんなにだよ」と、
デカウサギも負けずに、その大きな両手を広げ、
「どんなにすきか」の競い合いが始まります。

背伸びをしたり、
飛び跳ねたり、
まっすぐに、
自分の持っているもの全てを使って、
その思いの強さを表現しようとするチビウサギとデカウサギ。

その純粋なやりとりは、
余計な事は考えず、
シンプルに、
素直に、
気持ちを伝えることの大切さを思い出させます。

ぜひ、大好きな人に贈ってください。
きっと贈られた方は、
人に愛される自信を感じるはず。
大切な人の人生を勇気付けてくれる
そんな一冊になると思います。

『どんなにきみがすきだかあててごらん』
作/サム・マクプラットニィ
絵/アニタ・ジェラーム
訳/小川仁央
出版社/評論社
定価/1,300円(税別)

児童書専門店(有)絵本屋 こども冨貴堂(取材協力)

住  所/旭川市7条通8丁目買物公園
電話番号/0166-25-3169
営業時間/10:00~18:30(年末年始を除き無休)

旭川市7条通8丁目