空を感じる絵本no1 空を見上げるような「新装版 雲のてんらん会」


6月といえば梅雨。
北海道にも「蝦夷梅雨」という言葉がありますね。
雨が降るのは嫌だけど、雨あがりの空は気持ちが良いもの。
そんな空を見上げて、深呼吸しませんか。
さて、今月、こども冨貴堂さんおススメの絵本は、空に関する絵本。
4回に分けてご紹介します。

まずは、一冊あるとお部屋が美術館に変わるステキな絵本
「新装版 雲のてんらん会」です。

美しい様々な表情の空を、ページいっぱいに描いています。
羊のような雲が浮かぶ空
雲の階段が続く空
赤く染まる空

空の絵に合わせたタイトルも、ステキです。
空のカーテン
雲のしっぽ
空の階段
空の牧場…

1ページめくるたび、
その美しさにためいきが出るほど。
刻一刻と変わり、
日々、違う表情を見せる空。
空のキャンパスは、果てしない世界を見せてくれます。
そんな空を、絵本の中に閉じ込めたような一冊「雲のてんらん会」、
その1ページは、宇宙への小さな入り口のようでもあります。

大切な人へのプレゼントにも喜ばれそう。
なにより、自分自身へのプレゼントにしたい一冊です。

雲のてんらん会

『新装版 雲のてんらん会』
作・絵 / いせひでこ
出版社 / 講談社
定価 / 本体価格1,600円+税

 

児童書専門店(有)絵本屋 こども冨貴堂(取材協力)
住  所/旭川市7条通8丁目買物公園
電話番号/0166-25-3169
営業時間/10:00~18:30(年末年始を除き無休)

旭川市7条通8丁目