カトリック教会で映画を見よう!「ホテル・ルワンダ」上映


カトリック五条教会2

教会で上映される映画を見に行きませんか。
カトリック教会の前教皇ベネディクト16世は、第二バチカン公会議開幕50周年の2012年10月11日から、
2013年11月24日の「王であるキリスト」の祭日までを、「信仰年」(The Year Of Faith)とされました。
この期間、カトリック旭川市内四教会では、映画を通して沢山の人に
主イエス・キリストが示された「愛」を感じていただければと願い、
信仰年特別企画として全ての方々に向けて無料映画上映会(全5回)の取組みを実施しています。

すでに映画は三回上映され、第4回が下記日程で行われます。
今までの上映のうち、一番多い会では250名もの参加があり、また、回を重ねるごとに
一般の方の来場が増えているそうです。
気軽に教会を訪れることのできる、良い機会かもしれません。

今回の上映作品は、アフリカのルワンダでの内紛による大虐殺を描いた『ホテル・ルワンダ』(2004年制作)。
1994年、ルワンダで長年続いた民族間の争いが大虐殺に発展し、100日で100万もの罪なき人々が惨殺されました。
そのとき、実在するひとりのホテルマンが殺される運命にあった1,200人の命を守り抜いた感動の実話です。
アカデミー賞等受賞。当初、日本公開は危ぶまれていましたが、署名運動などにより公開が実現されました。

今回の映画上映について、信仰年特別企画担当の荒木関さんは、
「今回の上映作品は前回の『天使にラブ・ソングを…』と打って変わって、非常に重く深刻なテーマを持っています。
これは実話です。昨日までの隣人がナタを手に殺人者になったのです。老若男女関係なく、手当り次第に惨殺します。
人は何故このようなことが出来るのでしょうか。これは遠い国、アフリカの出来事、私は関係ないと
避けて通ることが出来るものなのでしょうか。
この地球上から紛争は絶えることなく続いています。化学兵器が使用されたシリアへのアメリカによる空爆が
議論されている今、国籍、人種、そして宗教をも越えて、私たち一人一人に問いかけられていることが
あるのではないでしょうか。
この映画を通して語りかけるものが、見た方々一人一人の心に残ればと思い、
私たちはこの企画を実施します」と、話します。

会場はカトリック旭川五条教会。
聖堂に6m×4mという大きなスクリーンを作り、映画館に負けない迫力です。
上映後は、お茶やお菓子も用意されています。

ひとつのニュースとしてではなく、同じ地球に生きる人たちが体験した逃げ場のない辛い現実を通して、
人間の在り方と平和についてあらためて考えてみませんか。

 

【第4回上映会】
「映画を通して語りかけるもの ~キリストの愛と共に~」第4回
作品名:『ホテル・ルワンダ』 (2004年 イギリス・イタリア・南アフリカ共和国 合作映画)

ホテル・ルワンダ

主催 カトリック旭川市内四教会(旭川五条・旭川六条・大町・神居)

日時 2013年9月21日(土) 開場 13:30 上映14:00~16:10

会場 カトリック旭川五条教会 (旭川市5条通11丁目 旧旭川中税務署向かい)

鑑賞料  無料 (事前予約は要りません)

駐車場 2カ所 (係員が誘導します)

問い合わせ  090-7650-9164 荒木関(カトリック旭川六条教会)まで

 

チラシはこちらからどうぞ

 

旭川市5条通11丁目