月別アーカイブ: 6月 2014

そこのみにて光輝く

シネプレックス旭川にて6月7日(土)ロードショー

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函館出身の作家・佐藤泰志の代表作を映画化

仕事を辞めて以降、自堕落な生活を送っている達夫は、

パチンコ屋で粗暴だが人懐っこい青年、拓児と出会う。

刑務所帰りで仮出所の拓児が住む粗末な家には、

寝たきりの父親と世話に追われる母親、そして姉の千夏がいた。

生活のため千夏は、昼間はイカの加工工場で働き、

夜は売春行為をしている。

やがて達夫と千夏は互いに思い合うようになり、

ついに二人は結ばれるが、ある日達夫は、

千夏が拓児の引受先である植木業社長の愛人に

甘んじていることを知ってしまう。

映画化された『海炭市叙景』の原作者であり、

何度も芥川賞候補に挙げられながらも賞に恵まれず、

41歳で自ら命を絶った不遇の作家・佐藤泰志。

その三島由紀夫賞候補となった小説をもとに、

佐藤の生地、函館で生きる目的を失った男と、

愛を諦めた女との出会いを描いた辛口のラブストーリー。

 

監督/呉美保  原作/佐藤泰志
出演/綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉

(c)2014佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

 

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空を感じる絵本no1 空を見上げるような「新装版 雲のてんらん会」

6月といえば梅雨。
北海道にも「蝦夷梅雨」という言葉がありますね。
雨が降るのは嫌だけど、雨あがりの空は気持ちが良いもの。
そんな空を見上げて、深呼吸しませんか。
さて、今月、こども冨貴堂さんおススメの絵本は、空に関する絵本。
4回に分けてご紹介します。

まずは、一冊あるとお部屋が美術館に変わるステキな絵本
「新装版 雲のてんらん会」です。

美しい様々な表情の空を、ページいっぱいに描いています。
羊のような雲が浮かぶ空
雲の階段が続く空
赤く染まる空

空の絵に合わせたタイトルも、ステキです。
空のカーテン
雲のしっぽ
空の階段
空の牧場…

1ページめくるたび、
その美しさにためいきが出るほど。
刻一刻と変わり、
日々、違う表情を見せる空。
空のキャンパスは、果てしない世界を見せてくれます。
そんな空を、絵本の中に閉じ込めたような一冊「雲のてんらん会」、
その1ページは、宇宙への小さな入り口のようでもあります。

大切な人へのプレゼントにも喜ばれそう。
なにより、自分自身へのプレゼントにしたい一冊です。

雲のてんらん会

『新装版 雲のてんらん会』
作・絵 / いせひでこ
出版社 / 講談社
定価 / 本体価格1,600円+税

 

児童書専門店(有)絵本屋 こども冨貴堂(取材協力)
住  所/旭川市7条通8丁目買物公園
電話番号/0166-25-3169
営業時間/10:00~18:30(年末年始を除き無休)

旭川市7条通8丁目

毎月1日は映画サービスデー

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本日6月1日(日)は映画サービスデー

一般・大学 1100円 高校生以下 800円 でご鑑賞頂けます。

(3D上映はプラス400円)

※注:一部作品、特別興行を除く

皆さまのお越しをお待ちしております。

 

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