いつでも、準備万端


いよいよ、今年も大詰め。
大掃除に、年賀状、年越しそばにおせち料理。
主婦にとっては気が重い(?)イベント続きですが、
皆様、新年を迎える準備はお済みですか?
なーんちゃって、かくいうワタクシは、
ほとんど何もしていません。
でも、ひとつだけ、
11月早々に、新年の準備をしたことがあります。

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それは、縁起物と言われる干支の置物を買ったこと。
開運招福、福を呼び寄せ、家庭を守ってくれるという干支の置物。
来年は午(うま)年なので、
「物事がうまくいく」とか「幸運が駆け込んでくる」とも言われているそうです。
ちなみに、お正月飾りの赤い南天は、「難を転じる」という意味だとか…。
色んな事に意味があるんですね。

例年、干支の置物は、
大型スーパーに大みそかの食材を買いに行ったついでに、
空白だらけの商品棚から、
売れ残っていた物を買ってくるパターン。
でも今年は、スーパーではなく、れっきとしたデパートで購入。
品揃え満載の中から吟味して、
「我が家に福を運んでくれるのは貴方ね!」
なんて会話を、置物(?)と交わしつつ買ってきました。

選んだのは、優しいお顔の午。
どことなく笑みを浮かべた、穏やかな表情。
来年も笑顔で過ごせられるように、願いを込めて選びました。
ミソは、片足を上げて、いつでも駆け出せること。
笑顔でいるけど、何時でも、準備万端。
勝負するときはするぞ、と。

この置物を360度、じっと見ていて気付いたけれど、
馬の真横(置物としては、こちらが正面になります)から見る表情と、
真正面から見る表情と違って見えるんですね。
横からは、上品ささえ感じるのが
正面から見ると、立ち向かっていく強さを秘めているような・・・
(と、見えるのは私の気のせいかしらん?)
人も、物事も、
見る角度によって違う答えがあると、教えてくれているようです。

ともあれ、皆様にとっても、我が家にとっても、
来年が良い年でありますように…。

でんこ