ようか〜い、ようか〜い


ようか~い、ようか~い、ウォッチッチ。

今、巷では大流行の「妖怪ウォッチ」

おもちゃ商品が売れに売れ、メダルを買いに

おもちゃ屋にさまよう親子の列がでて社会現象になりつつあります。

第2のポケモンか?とまで言われているほどの大人気。

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どの時代でも妖怪は人気らしく、

自分の小学生の時代は「ゲゲゲの鬼太郎」が一大ブームでした。

3期目のアニメがスタートし、おもちゃメーカーや出版社が

タイアップして色んな商品がでたものです。

特にバンダイからでたFC「「ゲゲゲの鬼太郎」は

いまでも持っていて、当時を思い出して無性に

やりたくなるゲームソフトのひとつです。

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作家の水木しげる先生は、戦争を直に体験された

いまでは数少ない漫画家さん。

ラバウルの過酷な戦いで左腕を失い帰国。

生活のために始めた紙芝居で上京しその後、貸本作家としてデビュー。

何度も浮き沈みを経験し、ようやく日の目を見る。

その後は「悪魔くん」「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」など

人気作家となる。戦争を描いた作品も多くあり、

なかでも「総員玉砕せよ!」は実話に基づく戦記物で

評価が高く、幾つかの賞も受賞している。

 

最近は奥さんの武良布枝さん原作の「ゲゲゲの女房」とかで

若いころの苦労話は描かれているので知っている方も多いと思います。

 

数ある妖怪のなかでも、自分が好みなのは

鬼太郎を苦しめる妖怪なんですよね。(なぜか)

「おどろおどろ」「牛鬼」「がしゃどくろ」「バックベアード」など

悪役も憎めないのが水木作品の魅力のひとつ。

ただ、ぬらりひょんだけはどこまでいっても憎らしい妖怪ですよね(笑)

 

一度機会があれば鳥取県にある「水木しげる記念館」に

足を運びたいなって本気で思っている自分なのでした。

なべ