フィット編集長の棚からひとつかみ NO.12(最終回)


新世紀GPXサイバーフォーミュラ DVD-BOX

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「コンピュータによるナビゲーションシステムを搭載したレースマシン

サイバーフォーミュラの登場はF1に代わる21世紀のニューレースマシン

として世界中の人々を熱狂させた・・・」

前回熱く語った「魔神英雄伝ワタル」から3年後、

世間はちょうどF1ブームでセナもプロストもピケもいた1991年に

サイバーフォーミュラは放送された。

児童層をターゲットにしていたが狙いが外れ、ワタルの時と違い、

発売されたおもちゃも不発、スポンサー降板。

そのためシリーズは3クール(全37話)と打ち切りとなってしまった。

しかし、後半のシリアスなレース展開が実に面白く、

自分を含めた中高生が高評価し、14回アニメグランプリでは

最有力候補「ふしぎの海のナディア」ををおさえ作品賞を受賞するという

異例の作品になりました。

 

無公害エンジンとナビゲーション用人工知能〈サイバーシステム〉を

搭載したマシンによるカーレース、その名は「サイバーフォーミュラ」

すべてのマシンは想像を絶するテクノロジーが搭載された

まさに「夢のマシン」。2006年に記念すべき第1回世界選手権が開催されて以来、

サイバーフォーミュラは瞬く間にモータースポーツの頂点へと君臨し、

多くの熱狂的なファンを生み出した。2015年開催の第10回選手権、思わぬ

きっかけからサイバーフォーミュラにデビューすることになった少年、

風見ハヤトは幾多の挫折と苦い敗北を乗り越え、やがて史上最年少のチャンピオンを

目指し、幾多のライバル達と戦っていくのだった。

「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」より

 

サンライズ作品の中ではガンダムシリーズに次ぐ規模の長寿作品で、

テレビ放映で続編が作られるのではなく、長い製作期間を経て

OVAという形で10年に渡り主人公の成長を描いた異例のアニメです。

ハマりにハマった自分は毎回コツコツと当時はLDというメディアで

サイバーフォーミュラを買い続けたものです。全部でOVAは27巻

1巻あたり5000円だったのでがんばって揃えたものですね(笑)

 

ひとまず、12回、自分の好みで棚から出していた作品紹介は

今回で終了となります。また棚に作品が揃った時にお会いしましょう!

それでは、さよなら、さよなら、さよなら(淀川さんをオマージュ)

作品紹介は終わりですがなべログはまだ続きますよ(笑)

なべ