田んぼの真ん中で、『アトリエHaremi』の美味しいランチ
普通の農家のお母さん。
いえいえ、普通よりも、とびきり食にこだわり
愛情を持って食事を作っているお母さん。
そんなアトリエHaremiの高倉晴美さんは、
「農業に栄養価の価値を付けたい」と、40歳で短大の食物栄養学科へ入学。
卒業後は、ご主人とお米を作りながら、おにぎりの販売を行ってきました。
「塩むすび」と書いて「えんむすび」と読ませるおにぎりは、
上川総合振興局やグランドホテルの売店などで曜日限定で販売され、
「知る人ぞ知る」、そんな人気のおにぎりです。
その晴美さんが、田んぼの中に建てたアトリエでランチをやっていると聞いて、
さっそく行ってきました。
場所は、動物園の裏のほう、一面に田んぼが広がる、のどかな場所です。
目印は、道路沿いに立てられた、こ~んな可愛い看板。
可愛いフライパンも看板になっちゃっています。
入口も、なんだか可愛い。
中は、赤いチェックがアクセントで、もっと可愛い。
棚には、様々なおにぎりのほか、りんご酢やら紅玉梅酢など
何やらお料理が上手になりそうな調味料もイロイロ販売しています。
窓から見える景色も、ご馳走の一つ。
ココロが、ぐーんと伸びをして、深呼吸。
良いなぁ、こういう感じ。
晴美さんは、この風景をとても大事にしていて、
「自然の中に厨房を作って、お客さんを呼びたい」と願い、
この場所で作ることに、こだわり続けてきました。
いわば、この風景は晴美さんの美味しさの原点でもあるのです。
さてさて、本日のランチメニューは、
鶏唐揚げののっけ丼。
ご飯の上にカレー味の唐揚げ、卵ソボロとレタス、玉ねぎ、
ソースに八丁味噌。なんと、みその中にはレーズンが入っています。
さらに、ポテトサラダと
いんげんとハラベーニョのトマト煮。
ザワークラウト風浅漬け
水菜と玉ねぎの味噌汁。
麹味噌が美味しいお味噌汁です。
真心こもったお料理を一つ一つ頂いていると、
何となく、「おかえりなさい」と言われているような気がしてきました。
そんな、どこか懐かしい、どこか優しいお料理です。
お昼のメニューは「Haremiの手作りランチ」800円 (300円プラスでドリンク付き)のみ。
朝は、びっくり! なんと、7時から開店しています。
モーニングメニューは、おむすび二個と汁物、コーヒorお茶の「おむすびセット」で400円。
なお、おむすびの販売は11月まで金・土・日と行われますが、
「わざわざ来ていただく方に、必ず食べて頂けるようにしたい、
そしてゆっくりと楽しんで頂きたい」という晴美さんの思いから、
11月からランチとモーニングは、完全予約制になるそうです。
予約制に踏み切ることには、もうひとつ、晴美さんのある思いが秘められていました。
「外食産業の残食の多さを批判していた自分として、同じように平然と残食を出すのではなく、
少しでもなくしていきたい。その思いが自分の中で抑えきれず、
自分との葛藤の中で決心しました」と晴美さん。
食を大切にしたいという思いが、そこには溢れていました。
そんな晴美さんの作るご飯で、ホッと一息。
ココロとお腹の息抜きに、田んぼまで出かけませんか。
晴美さんの思いやアトリエHaremiの情報はブログやフェイスブックで随時報告されます。
お料理教室なども開催されますから、ぜひチェックして下さいね。
Haremiの想い。 ブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/hare_hare_haremi
フェイスブック https://www.facebook.com/harumi.takakura
アトリエHaremi
旭川市東旭川町豊田78-2
電話 0166-76-2052
営業日 金曜 土曜 日曜
(12月は休業予定。来年1月から冬季期間は日曜のみの営業予定。
詳しくはお問い合わせ下さい)
営業時間 7:00~15:00
モーニングのオーダーは 10:00まで
ランチのオーダーは13:30まで
(11月から完全予約制)