フィット編集長の棚からひとつかみ NO.9


スペーストラベラーズ

140123

「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が、

気鋭のお笑い集団ジョバジョバの舞台劇をベースに映画化したクライムコメディ。

主演の金城武をはじめ、安藤政信、深津絵里他、個性的なキャストが

大騒ぎする痛快娯楽大作。あなたはいくつ「踊る」の関連性を見破れるか?

といっても主要キャラはでてきませんけどね。(パチパチ)

 

閉店間際のコスモ銀行に、銃を持った強盗団が押し入った。

犯人は、同じ孤児院で兄弟のように育った西山保、藤本誠、高村功の3人組。

彼らは、幼い頃から夢を見ていた南の島にある楽園で暮らすために銀行強盗を決行!

ところが、彼らの計画は支店長の常田と警備員の庄田が金庫の中に閉じこもるという

意外な展開であえなく失敗。金庫のロックが解除される翌朝まで、

ロビーにいた数名の行員と客を人質に立てこもることとなる。

人質になったのは、寿退職を目前に控えた女子行員のみどり、

同僚の清水、客として来店した電気屋の倉沢、離婚寸前の深浦夫婦、

謎の男・坂巻の6人。人質たちは、おとなしく捕まっているはずだったのだが・・・。

「スペーストラベラーズ」より

 

誰の心の中にも永遠のヒーローがいる!ってことを思い出すそんな映画のはずなんですが、

本広マジックが全開で小気味のいい笑いが随所にちりばめられております。

舞台劇がベースなのでテンポもよく、刺激的な感じ。

日頃疲れているアナタにもってこいのスパイス(香辛料)ムービー。

こうした全体を巻き込むシチュエーションコメディ映画を作れる監督って

自分がすぐに思い出すのは、三谷幸喜監督と本作の本広克行監督のお二人だけ!

いい感じで笑わせてくれますよね?

なべ