フィット編集長の棚からひとつかみ NO.10
インファナル・アフェア
公開当時話題になり、すぐに映画館へ。
先の読めない展開に手に汗握り、
衝撃のラストに釘付けになったのを今でも覚えています。
香港を代表する映画といっても過言ではない作品。
脚本は世界から高い評価を受け、
アメリカではレオナルド・ディカプリオ主演で
「ディパーテッド」としてリメイクし、のちにアカデミー賞、
ゴールデングローブ賞を受賞。
日本でも2年前に西島秀俊、香川照之主演で
「ダブルフェイス」でリメイクされました。
そんな作品をご紹介いたします。
マフィアの組員ラウは、ボスであるサムの指示で香港警察に潜り込み、
10年で内部調査課の課長に昇進。ベストセラー作家メリーとの結婚も内定していた。
一方、ラウと同じ警察学校に通っていたヤンは、
組織犯罪課のウォン警視の指示で、サム率いるマフィアに潜入。
今では麻薬取引を任されるまでになっていた。
しかしヤンは長年に渡る内通捜査で自分を見失い、
精神科医リーのもとに通院。いつしかヤンはリーを愛し始めていた。
ある夜、ヤンから大きな麻薬取引を行うとの情報を得たウォン警視は、
水面下で調査を始めるが、同時に警察の動きがラウからサムに伝わり、
検挙も取引も失敗に終わる。双方にスパイがいることが明らかになった。
ラウとヤンは、それぞれ裏切り者を探すよう命じられるのだった・・・。
「インファナル・アフェア」より
パート1が公開後、すぐさま、パート2(無間序曲)、
パート3(終極無間)と公開され、絶賛の中、
インファナル・アフェア三部作という金字塔を打ち立てた。
マフィア映画なので女性受けはしづらいと思いきや、
アンディラウとトニーレオンの甘いマスクに魅了された
女性も多かったはずだと思う。自分も惚れました(笑)。
男たちの愛、友情、信念、正義が複雑に絡み合い
そして運命に翻弄されて行くストーリーは是非とも三作全て
続けてご覧になって欲しいです。
そういえば、ジャケみて思ったのが、トニーレオンと西島秀俊って
雰囲気似ていますよね? 映画通あるあるでした(笑)