フィット編集長の棚からひとつかみ NO.2
ニュースの天才
いよいよ明日からGW後半戦。みなさんはどこかお出かけですか?
おうちでまったり映画鑑賞の方の為にフィット編集長の
棚からひとつかみ(パチパチ)今回は全米を騒然させた実話を映画化した
「ニュースの天才」をご紹介いたします。
ちょうど映画公開当時は「スターウォーズ EP.2」の公開後ともあって、アナキン役ですっかり有名になった
ヘンデン・クリステンセンが主演の話題作!!というコピーがよく出回わってましたが、
映画自体はシリアスな社会派ドラマ。スキャンダラスなテーマの割に小気味のいいテンポでとても見やすい作品、
27ものねつ造記事を書いた実在のジャーナリスト、スティーヴン・ダラスの栄光と挫折の心の葛藤をリアルに描いてます。
1998年、権威ある政治雑誌「ザ・ニュー・リバブリック」の最年少の記者、25歳のスティーヴン・ダラスは、
編集長のマイケル・ケリーの下、斬新な切り口で特ダネをモノにするジャーナリストとして頭角を現わし始める。
彼には他誌からも執筆依頼が舞い込むようになるが、ケイトリンやエミーら女性の同僚の顔を立てて、
周囲への気配りを怠らない態度は変わることがなかった。そんなある日、かねてより会長と対立していた
マイケルが編集長をクビになってしまう。後任に指名されたのはチャック・レーン。
同僚たちからの反感の視線を浴びながら、チャックは新編集長の座に就いた。それから数ヶ月後、
スティーヴンはインターネット関連の特ダネ記事を発表し、大きな反響を獲得する。
その成功にライバル心をかきたてられたニューヨークのネット・マガジン編集部は、
記者のアダム・ペネンバーグに同じネタを追うように命じる。ところがこの件を調べていくうちに、
スティーヴンの記事がねつ造である疑惑が浮上するのだった・・・。
「ニュースの天才」より
どうしても主役のスティーヴン目線でストーリーを追ってしまいがちになりますが逆に
上司目線で彼の視点からジャーナリズムの現場の現状や、部下をどこまで守ってやるべきか?
モラルはどう保つか?悩む姿と心情を追ってもいいかもしれませんね?アクション大作もいいけど、
たまに社会派のドラマを見ると意外とハマりますよ。