切ない思い出ぽろり (´A`。)
フィット編集員の「おみ」でございます!
今日のブログはちょこっと切ないペットのお話です!
私が高校生のころまで、実家ではペットがいました。
ちょうどソフトバンクのお父さんのような、真っ白で
目がキュット上がったワンコで、名前は「アキ」でした。
私が幼稚園か小学校低学年のころ姉が親戚のうちの近くでもらってきた、
アキのお母さんで、真っ白なユキを我が家に連れて帰ってきました。
何年か経った、冬のある日のこと。
数匹の子犬が生まれていましたが家の家族が気づくのが遅れ、
ほとんどの子犬が寒さに耐えきれず逝ってしまいましたが、
幸運にもアキだけは生き残ることができました。
ほかの子は色がまだらだったのですが、アキだけ母犬ユキにそっくりな白でした。
数年が経ち、ユキがこの世を去ってしまい、私が中学に通っていたある日こと。
散歩中に全力疾走でアキと競い合ってたとき、アキは急に走るのをやめ、
バタンとその場に倒れ込んでしまいました。
心配になった私は、親に報告しアキを動物病院に連れて行くことに。
診断の結果「病気で体に水がたまってしまっていて、後少しの命」だというのです。
原因は人と同じ物をごはんとして食べていたからだといいます。
塩分やカロリーが多すぎて成人病になってしまったようでした。
とても悲しく、ショックな出来事でしたし、どうしようもない気持ちになりました。
外の小屋で飼っていたので、それからは日当りのすごくいいところで日中をすごして
もらい、夜は家の中で様子をみていました。
日に日に衰えていき、とうとう歩けなくなってしまい、部屋の照明を消すと
「キューン」と寂しそうに泣いていたのを覚えています。
その頃は私は、部活の朝練があり、朝5:00ごろ起きなければいけなかったので、
添い寝をしばらくした後、自室で寝にかえってしまっていました。
寂しかったのか、心細かったのか、添い寝中は動かない体をやっとこ動かして
私の方にすり寄ってきたのを思い出します。
今思えば、「部活なんてどうでもよかったのに」と悔んでしまいます。
私がギリギリの成績で高校に上がった頃、アキは天に召されました。
わんわんと泣きながら最後をみとり、母と一緒にペット霊園へ送り行きました。
愛犬家とはいえない飼い方でしたが、晩年は優しくできかなーと思います。
その後我が家では、生き物を飼う度胸もなく、ぬいぐるみの犬がいるくらいです。
私も犬は大好きなのですが、一緒に暮らすことはたぶん無いと思います。
今年のお盆にはペット霊園にもお参りしにいこうかと思っている
昔を思い出し、ちょっぴりノスタルジックなおみなのでした。