フィット編集長の棚からひとつかみ NO.5
マーズ・アタック!
朝晩すっかり寒くなってきています。風邪などひいてませんか?
山も赤く染まっていき、もうすっかり秋の様相。
そんなセンチメンタルな時に、オススメしたいのがおバカ要素たっぷりのブラックユーモアな作品!
宇宙人を扱った正統派の侵略映画といえば「インディペンデンス・ディ」を思い出しますが!
こっちは邪道で痛快なまさにSFパニックコメディ大作。
残忍極まりない火星人をどうぞご覧あれ!(パチパチ)
火星人大襲来!宇宙からの訪問者を歓迎すべきか、火星に追い返すべきか?
世界は合衆国大統領ディル(ジャック・ニコルソン)の決断に固唾を飲んで見守っていた。
宇宙生物学者のケスラー教授(ピアース・ブロスナン)、報道官のロス(マーティン・ショート)、
タカ派のデッカー将軍(ロッド・スタイガー)、ハト派のケイシー将軍(ポール・ウィンフィールド)らと
協議を重ねる大統領。その傍らには、ホワイトハウスの改装にしか興味のないファーストレディの
マーシャ(グレン・クローズ)と、何事にも無関心な娘タフィ(ナタリー・ポートマン)がいる。
一方ラスベガスでは、火星人来訪を機にひと儲けしようとホテルを建設中の
不動産王アート(ジャック・ニコルソン=二役)がいた。その妻でアル中のニューエイジの
バーバラ(アネット・ベニング)は火星人を救世主と思い込み一人で異種間交流を図ろうとしていた。
スクープをとろうと躍起の報道記者にその恋人、ショーに出演の元プロボクサー、
勝負に賭けるギャンブラーなど、色々な人々の思惑の中、
アリゾナ州の砂漠に火星人の宇宙船がやってくるのだった・・・。
「マーズ・アタック!」より
監督は自分が一番好きといっても過言ではないティム・バートン監督。
あまりにも登場人物がいっぱいいすぎて把握できないほの豪華キャスティング。
大好きなマイケル・J・フォックスですら、ちょー脇役の扱いに・・・。
鬼才ティム・バートン監督だからこそ許されるというもの。
B級映画をこの超一流の豪華キャストで制作された映画は、
後にも先にもない歴史的な映画なのかもしれませんね。