フィット編集長の棚からひとつかみ NO.11
魔神英雄伝ワタル DVD-BOX
「ハッキリいって、おもしろカッコいいぜ!」
小学校の頃、毎週金曜日熱中してみていたアニメの決め台詞です。
主人公が二頭身のロボットに乗り込み悪の帝王と戦う
異世界冒険ファンタジー!!
愛くるしいキャラクターとデフォルメされた二頭身のロボットの
組み合わせがなんとも言えずマッチしていてかなりの
少年少女がハマったサンライズを代表するアニメ。
今回はそんな思い出の詰まった作品をご紹介いたします。
主人公・戦部ワタルは、正義感が強く元気な小学四年生。
ある日、図工の時間に作った粘土細工の不格好なロボットに、
登校途中「龍神池」で拾った勾玉を何気なくその首にかけると、
たちまちクラスの人気者になってしまう。
ロボットに龍神丸と名付けたワタルは、放課後下校途中に龍神池へ寄ると、
突然眩しい光と共に目の前に現れた金色の龍によって、
異世界・神部界へと連れて行かれてしまう。たどり着いた神部界にそびえる創界山は、
かつて美しい七色の虹が輝く山だった。しかし、悪の帝王ドアクダーの出現によって、
虹は色を失ってしまい、民衆はドアクダーの配下によって苦しめられていた。
世界の危機を救うという言い伝えられた英雄伝説によってワタルは救世主として
創界山を救う使命を背負うこととなる。
「魔神英雄伝ワタル」より
テレビシリーズが好評だったため続編も作られたし、ラジメーションという形で
ラジオだけのオリジナルストーリーが作られるほどマルチな人気を博した作品。
声優陣も今考えるとものすごく豪華で田中真弓(ルフィ・クリリン)、
林原めぐみ(綾波レイ・灰原哀)、山寺宏一(ゾロリ・おはスタ司会)、
伊倉一恵(槇村香)、玄田哲章(シュワルツェネッガー吹替)など20年たったいまでも
活躍している声優さんばかり。社会人になり、DVD-BOXが発売と聞いた途端
すぐさま購入してしまうほど自分にとっては思い出の詰まったアニメのひとつです。