人気上昇中!「キタノカオリ」
西神楽産の小麦を使った創作メニューを試食しました!
旭川市民なら知っておきたい、毎日の暮らしに役立つ情報&アドバイス。
fitライターが密着取材!
「キタノカオリ、食べに行かない?」
知り合いから声をかけられ、お腹を空かせていそいそと出掛けていったのは、忘れもしない今年のホワイトデー、3月14日のこと。
キタノカオリ…北野香織?何だか新人女優のように清潔感のあるネーミングねぇ…本当に美味しい小麦なのかしら?と勝手な感想を抱きながら、会場のロワジールホテル旭川へ。
「上川で小麦?」私の素朴な疑問に、上川農業改良普及センターの石川さんがていねいに説明してくれました。
「私たちが食べているパンや麺には、ほとんど輸入小麦が使われているんですよ」
上川はやっぱりお米のイメージですよね。
「従来から小麦の生産は行われていましたが、去年から旭川市の西神楽地域で、秋まき小麦『キタノカオリ』の栽培をスタートしました」
お、キタノカオリですね!
「小麦は品種によって特徴があり用途が明確。『キタノカオリ』は吸水性が高いので、水分を多く含むもっちりとしたパンが出来上がります」
もっちり、もちもち…。
「東京・世田谷の有名パン屋さんでは、外国産小麦に比べて『キタノカオリ』の甘みが高く評価されたそうです」
中華麺にも向いているとか。
「なめらかで粘りと弾力の面で優れているので、麺としての加工にも向いているようです。もともと粉が黄色みを帯びており、かん水を加えた際の発色も魅力です」
…といろいろなお話を聞いた後で、いただきましたよ、キタノカオリを使ったお料理の数々!
これって、コース料理並みのクオリティとボリュームだわ。地産地消を掲げ、地元産の素材を使ったメニューを提供しているロワジールホテルならではの美味しさでした。
食後のコーヒーを楽しみながら、「今年は8月に収穫して、11月末には粉になる」というキタノカオリに、期待が高まるグルメおばさんなのでした…ごちそうサマンサ!