学校ほうもん

旭川市立西御料地小学校

旭川市西御料1条2丁目にある西御料地小学校。
学校を紹介するページ「今、学校がおもしろい」の一番最初に登場した学校です。
今も昔と変わらず元気な子供達の声が響く西御料地小を御紹介します。

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御料の森

西御料地小の学校づくりのスローガンは「緑輝き歌声と挨拶が響き渡る学校」。校舎の後ろに緑輝く御料の森が広がっています。
中休みにマラソンをしています。校舎の前を通って森の中へ。オゾンいっぱいの森の中を走る気持ち良さ。緑がだんだん濃くなって行く様子、紅葉していく様子もリアルタイムで確認できます。こんな素晴らしい環境で走れる幸せ。子供達が大人になっても、この風景を忘れることはないでしょう。
マラソンだけではありません。休み時間には、鬼ごっこや基地作りなど、楽しく遊んでいます。授業でも、草花の観察や虫採りなど、大いに森を活用。毎日が遠足のような、うらやましい環境です。マラソンで培った体力は、秋のマラソン記録会で披露。保護者も応援に来ます。

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西御料地小は、御料の森だけでなく、文教地区として旭川医科大学、旭川南高、旭川工業高校など、たくさんの学校があります。通学路の落ち葉拾いをしたり、地域にある7つの公園にミニミニ遠足に行き、ゴミ拾いをしたりします。ミニミニ遠足は、縦割り班で、ゴミ拾いの前に6年生をリーダーに、ちょっとしたゲームも楽しみます。今年は30度近い気温の中、汗を流してゴミ拾いをしていました。

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元気な御料っ子

西御料地小は創立114年。529人の子供達が元気に学んでいます。毎朝、校舎からは歌声が聞こえて来ます。朝の会で毎朝歌っているのです。月に一度、朝会で学年の発表があり、全校合唱もします。さわやかな緑の中から聞こえる歌声は、よりさわやかに響きわたります。
楽しい催し物もたくさんあります。御料っ子祭りは9月に行われ、PTAの方々の出店が並びます。くじや駄菓子、フランクフルトなど、おなじみのお店が並びます。中でも人気なのが「御料焼き」。おやきに「御料」の焼き印が入っています。焼いても焼いてもすぐに売り切れ。PTAの方々は嬉しい悲鳴をあげています。
もう一つの人気の催しは「御料っ子ストリート」。こちらは子供達の手作りのお祭りです。一番人気はお化け屋敷。長い行列ができます。楽しかったのは、人間もぐらたたき。見ている人達も大笑い。ゲームの景品も折り紙を折って作ったりと、こちらも手作り。お金を出せば何でも買える現在、豪華さでは負けますが、心のこもった手作りの景品は、子供達の宝物になっているかもしれません。

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どんどん交流

西御料地小では、異学年交流がさかんです。交流給食では、1年生と6年生が一緒に食べたり、皆とても仲良しです。児童会でも、交流できる楽しい色々な企画をしています
。寒くなって外が使えなくなる11月から2月まで、月に1回ずつ「御料っ子コンサート」が行われます。これが本当に楽しい。歌や楽器の演奏、ダンスなど、プレイルームで子供達は自由に発表します。発表したい子が申し込むのですが、この自由さがいい。発表希望者がたくさんいて、時間が足りなくなって昼休みにもするほど大盛況。子供達は明るく元気で天真らんまん。先生達も子供達から元気をもらっていると話しています。
少年団の活動も、野球、サッカー、ミニバスケットボールに合唱団。4少年団に約250名が加入し、活発に活動しています。体育館の戸を開けたら、そこは緑の御料の森。今日も元気な声や歌声が響いています。

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6年2組36人の担任。バスケット少年団の指導をし、自分でも大雪クラブのチームに入っています。 8月9日に結婚したばかり。
ずっと一人暮らしで、カレーやシチューなどのルーを使った料理か鍋の食生活が、充実したものに変わりました。
何事にも一生懸命で、目の前の子が20歳になっても、しっかり社会で戦える力をつけてあげたいと熱く話します!

 

 

旭川市立千代ヶ岡小学校

写真愛好家の人達に人気の就実の丘。そのすぐ近くにある
千代ヶ岡小学校は全校児童20人の小さな学校。
楽しい毎日を御紹介します。

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努力の轍

旭川市西神楽3線25号にある千代ヶ岡小学校。旭川空港に近いため、離発着する飛行機が、とても大きく見えます。逆に飛行機からも千代ヶ岡小が見えます。グランドの外周のラインまでもはっきり見えます。でも、このラインは、白い石灰で引かれたものではありません。全校児童20人が朝マラソンで走った跡です。汗を流して一生懸命走った跡が、飛行機からも見えるラインになったのです。先生達は、これを「努力の轍」と呼んでいます。

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校舎の斜め前にはプールがあり、その向こうには学校農園があります。この農園の周りも走って、作物に足音を聞かせています。そのせいでしょうか。かぼちゃ、ブロッコリー、とうきび、玉ネギ、トマト、メロンがたくさん取れました。特にスイカは大豊作。給食のデザートに2週間スイカが登場。それでもまだ残っていたので、一人一玉ずつ家に持ち帰りました。収穫祭には、協力していただいたPTAや寿老会の方々も一緒に楽しみます。今年は収穫した野菜が、どんな料理になるのか、子供達はとても楽しみにしています。

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小規模校だからこそ

今年で創立114年を迎えた千代ヶ岡小は、1年生3人、2年生2人、3年生4人、4年生2人、5年生3人、6年生4人、おおぞら学級2人の全校20人。複式授業をしています。授業をのぞいてみると、伸び伸びとしてとても楽しそう。そしてとても元気です。
修学旅行は、西神楽小、聖和小と3校一緒にバスで行きます。事前に結団式をしますが、今年は一緒の授業もしました。いずれ同じ西神楽中に行くので、同じ中学に行く仲間として絆を深めました。運動会も千代ヶ岡小運動会ではなく、千代ヶ岡大運動会として、保育所や地域の住民、お年寄りも参加します。子供、大人が紅白に分かれ、楽しく和やかに、でも熱戦が繰り広げられます。今年は「レスキューレンジャー」という、消防団と子供がコラボした種目が登場。背中に水を入れたリュックを背負い、ホースで水をかけてペットボトルを倒すゲーム。山火事を消火するイメージ。消防団の方に見守られ、子供達は一生懸命に水をかけていました。

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学校大好き

千代ヶ岡小には楽しい行事がいっぱい。PTAや子供会育成会と連携しながら千代ヶ岡小を会場として実施している親子キャンプ。地域の行事にも積極的に参加しています。特に千代ヶ岡神社祭には、くじ、スマートボールすくい等のお店を出しています。敬老会では、合唱の発表や手紙を通して交流を深めています。
子供達は学校が大好き。一度、家に帰ってから、また学校のグランドに遊びに来ます。特に5・6年生は今、ソフトボールにはまっているので、毎日のようにやって来ます。先生も一緒に汗をかいています。先生達は仕事もあるのですが、人数が少ないので、一緒に遊ぶのです。校長先生は、放課後も元気な子供達の声が聞こえてくるので、とても嬉しいと話しています。

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千代ヶ岡小は環境も良く、子供はステキな景色の中で学んでいます。スキー学習は、裏山に上がり、丘の方をグルッと回って行きます。ジェットコースター道路を通り就実の丘まで、約10分。就実の丘も校区です。授業や休み時間の様子を見ていると、まるで大家族のような温かい雰囲気。今日もあちこちから元気な声が聞こえています。

 

 

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原先生は特別支援おおぞら学級の担任。陶芸は始めて15年。おおぞら学級では、ろくろでたくさんの作品を作っています。
原始技術の指導もし、火をおこし たり、石器を作ったりもしています。自宅は当麻の林の中。カナディアンカヌーも作り、レンガで窯を作ってピザも焼くとか。色々な技術を持っている先生は、 子供ばかりでなく先生達にも大切な存在です。

 

 

「東川町立東川第一小学校」

東川町西10号北24番地にある東川第一小学校。
大雪山をバックに、学校の周りは青々とした水田に囲まれています。
この素晴らしい環境で学ぶ、21人の毎日を御紹介します。

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新生ランチルーム

明治33年(1900年)に開校した東川第一小学校は、創立114年。1年生3名。2年生3名、3年生4名、4年生5名、4年なかよし学級1名、5年生3名、6年生2名の、全校生徒21名という小さな学校です。お邪魔したのは、ちょうど給食の時間。皆一緒にランチルームで食べています。このランチルームが素晴らしい。今年の4月8日から新しくなりました。明るい木の床に白い壁。そして目を引くのは椅子とテーブル。東川の北の住まい設計社のものです。
新品のテーブルを汚してはもったいないと、可愛いビニールのテーブルクロスがかけられています。大きなガラスの向こうには清潔なキッチンが見えます。一生懸命給食を作る姿も見えます。この日のメニューは、けんちん汁、鮭、アスパラにごはん。鮭もおいしいと評判が良かったのですが、焼き立てを食べられるのは最高ですね。
給食をもっとおいしくするエッセンスは窓からの景色。どんな一流レストランにも負けません。3月にはミニバイキング給食が行われ、子供達は大喜び。作っているのはお母さん達。子供達の喜ぶ姿を見て、お母さん達も頑張ったかいがあったと笑顔いっぱいでした。

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ジャンボ一小(いっしょう)巻き

東川第一小では「ジャンボ一小巻き大会」があります。この行事はPTAの主催。以前から近隣農家の金森さんにお世話になっていた稲作体験で、収穫したお米を使って何かできないかと考え、一小巻きが誕生しました。1回目は3・11の震災から約1年という時だったので、できあがった太巻きは「恵方巻き」として、被災地の復興を祈りながら、皆で同じ方向を向いていただきました。
2回目は地産地消を目指し、できるだけ東川の食材を使用。そして3回目はグレードアップ。お米は学校の裏の田んぼで自分達で育てたもの。椎茸も栽培。かんぴょうを作るために夕顔も育てました。当日は5・6年生が卵焼きや具材の準備をしました。お母さん達もお手伝い。使ったお米は12キロ。ジャンボ一小巻きの長さは23.4mにもなりました。全員で食べ切れなくて、お土産に持ち帰ったそうです。
農園では大豆も育てていたので、お吸物に入れる豆腐を作ろうと、東川のお豆腐屋さんの宮崎さんに指導していただきました。練習ではうまくできたのですが、当日は固まらず失敗。来年こそと子供は張り切っています。苦労して自分達で作る楽しさ、喜びを子供達は確実に感じ取っています。

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力を合わせて

東川第一小には一小太鼓があります。町の郷土芸能の羽衣太鼓を伝承するために始め、昨年30周年を迎えました。低学年は「なかよし太鼓」、中学年は「旭岳」、そして高学年は30周年の新曲「疾風(KAZE)」を演奏します。伝統を守り、一生懸命演奏する姿を、色々なシーンで披露しています。

6月8日に運動会が行われました。ちょっと雨が降りましたが皆、元気一杯。運動会前には、トラックの外周一面に咲いているタンポポを摘みました。草取りのようにただ摘むのではなく、縦割り班対抗の「タンポポつみ大会」として行われました。手を真っ黄色にしながら、バケツいっぱいにタンポポが入れられて行く。何でも楽しくやってしまうというのは本当にステキな発想です。
地域の方々、PTAの方々、たくさんの方々と大雪の山々に見守られ、21名の子供達は元気一杯に学んでいます。

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川守田先生は養護教諭。一小の子供達は働き者と言います。準備も片付けも誰一人嫌だという子がいません。その上、元気で給食もたくさん食べ、すり傷もほとんどないので、保健室の仕事より、他の仕事が忙しいと笑います。写真を撮るのも、廊下の掲示も先生の担当。趣味はガーデニング。犬が大好きで、コーギーのルビーちゃんを可愛がっています。

 

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「旭川市立共栄小学校」

旭川市豊岡2条10丁目にある共栄小学校。
窓から大雪山連峰が望める環境にあります。
子供達は本当に元気で、校舎からは明るい笑い声が響いています。
共栄小学校の子供達の様子を御紹介します。

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明るい校内

共栄小は昭和62年4月に開校。今年28年目を迎えます。旭川で一番最後にできた小学校です。決して新しくはないのですが、廊下も階段もピカピカ。とても清潔感があり、思わず深呼吸してしまいたくなります。
お昼休みの清掃タイムをのぞいてみると、皆一生懸命。こんなにきれいなのだから、廊下は毎日やらなくてもいいのではと思うほど。3人の用務員さん(スクレンジャー)の活躍にも注目です。校内はもちろん、学校の周りにも目配り気配りしています。
昨年は、ペンキがとれて見づらくなっていた共栄小と書かれた看板を塗り直して、きれいに目立つようにしてくれました。用務員室の中を見てみると、まるで作業場のような感じでした。気が付かないところで、このように色々な方々が居心地の良い毎日が送れるように努力してくれているんですね。
トイレもきれいです。臭い、汚い、怖いの3Kをきれい、気持ちいい、快いの3Kに変えました。そこで登場したのが「あさっぴー」。大きなピカチューの絵もあります。ステキな文字で元気がでることを言っています。例えば「自分が笑ったら、相手も笑った」。なんだか行くのが楽しみになるようなトイレです。
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共栄小には学校には珍しい空間があります。1階2階にある「なかよしホール」。ここは俗にいう小上がり。テーブルも置かれています。本棚には本がたくさん並び、けん玉など昔の遊び道具も置いてあります。今は外遊びをしている子供達が多くなっていますが、中休みや昼休みは、ここでくつろいでいます。そして図書室も、思わず長居をしてしまいたくなる明るく可愛い感じです。図書館補助員の日根さんが、楽しい雰囲気になるよう展示などを工夫しています。窓辺にはお花の鉢も置かれ、まるで居間のよう。そして注目はたたみ。三畳のたたみのスペースがあるんです。それまでカーペットを敷いていましたが、たたみが入ったことで、香りも良く、子供達にも大好評です。
毎週行われている読み聞かせも、たたみの上で。耳を澄ますとBGMも流れています。これで本を読むのが楽しみになり、読書好きの子も増えていくことでしょう。

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チーム共栄

子供達が安心して楽しく毎日を過ごせるようにと、職員、PTA、学校支援ボランティアの方々が、しっかりと支えてくれています。PTAは廃品回収、ガラス拭き、歩道のラベンダー刈り等、精力的に活動しています。
学校支援ボランティアの方々は、交通安全指導、下校時のパトロールをはじめ、たくさんの協力をしています。放課後学習「ほかほかタイム」は、2年生から6年生までの希望者が、毎週水曜日の放課後、なかよしホールに集まって勉強をします。指導をするのは校区に住んでいる、元小・中・高校の先生達の学習支援ボランティアの方々。現在5人の先生が登録しています。落ち着いた環境で学べると、子供達にも評判の時間です。
昨年度の学校支援ボランティアの活動では、のべ約400人の皆さんの力をお借りしました。無理をせず、自分にできること、時間のある人が協力するというスタンスがいいのかもしれません。スポーツでは野球の少年団「共栄ワンダース」が活躍。春季南部支部大会では優勝しました。

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校長室で取材をしていると、中休みに子供達が遊びに来ます。皆に見守られ、のびのび楽しく学んでいる共栄小の子供達です。

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新卒で共栄小に来て3年目を迎えた、2年1組の担任。小学5年生の時の担任の先生が、いつも一緒にいてくれる素敵な先生で、その先生に憧れて教師に。一番大事にしていることは、子供とのコミュニケーション。一緒に遊んで子供の心をつかみ、学校を好きになってくれるようにと、日々頑張っています。体を動かすことが好きで、野球少年団の指導もしています。

 

「旭川市立緑ヶ丘小学校」

開校40周年 輝く夢!

旭川市緑が丘3条4丁目にある緑が丘小学校は、
開校40周年を迎えました。そのお祝いの様子と、
元気な子供達の毎日を御紹介します。

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新しくなった体育館

0年前の緑が丘。まだ住宅もまばらでした。開校当時は体育館やプールもなく、校舎も現在の半分程度。それから40年。約4400名の卒業生を輩出し、街も発展し、生徒数も増えて来ました。40年を迎えたこの年、耐震工事をしていた体育館が完成しました。開校当時、体育館が建設中で、色々不便なことがありましたが、耐震工事中も廊下で朝会をしたり、運動会を秋に実施したりしましたが、完成して新築かと思うくらいの素晴らしい体育館を見て、子供達も先生も心から喜びました。

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照明は市内初のLED照明。バスケットのバックボードは木製からアクリル板になりクリアになりました。そして電動で下りて来ます。ラインは床を削って引き直しました。ボロボロだった窓枠も塗り直してきれいになりました。時計も新しく大きくなりました。体育館の玄関は、扉の向こうはすぐに外だったので、とても寒かったのですが、中扉ができてとても温かくなりました。玄関にあった水道も冬は凍結するので使えなかったのが使えるようになり、トイレも学校で一番きれいなトイレになりました。
2月19日に、開校40周年をお祝いする歌声集会が、新しくなった体育館で開催されました。「40周年 輝く夢を  ひびかせよう!」と題し、全校合唱や全体合唱があり、開校40周年までのあゆみがスライドで上映されました。校歌、宝島、トゥモロー、ふるさと。一曲一曲がそれぞれの心に響いて来たことでしょう。

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40周年にちなんで

緑が丘小では40周年を記念して大々的な式典などは行いませんでしたが、運動会や学芸会では40周年にちなんだ物が登場しました。運動会では、開校当時、10年、20年、30年、40年の校長先生の写真が並び、サイコロを投げて、出た目の校長先生にタッチする競技は、大いに盛り上がりました。

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学芸会では40年位前の曲を踊りました。「ヤングマン」「私の彼は左きき」これがとても上手。上手という言葉では表すことができないくらい最高。本当に楽しいんです。一番受けてたのは、もしかしたら先生達だったのかもしれません。とても面白くて評判が良かったので、6年生を送る会でも踊りました。送る会では1年生はスーパー6年生というコントを、3年生は6年生の担任の先生をゲストに招いてテレホンショッキングをしました。緑が丘小の子供達の明るさとセンスの良さは最高です。

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みどりスタイル

緑が丘小の吹奏楽クラブは、北海道吹奏楽コンクールに地区代表で3年連続出場しました。札幌コンサートホールキタラで力強い演奏を披露し、大きな拍手をいただきました。入学式や卒業式、運動会などでも活躍しています。

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また、6年生に道北初のドクターヘリシミュレーションが行われました。フライトドクターとフライトナースも来て話をしてくださいました。先生は小学生に話すのは初めてですと言いながら、興味深い説明に、皆熱心に耳を傾けていました。

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緑が丘小には若い先生も多く、23才の清水孝治先生、26才の森山文乃先生達は、子供達から信頼される先生を目指して、熱心に指導をしています。そんな先生達の熱い想いが通じているせいなのでしょうか。

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廊下の掲示も充実

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教育実践発表会

そんな先生達の熱い想いが通じているせいなのでしょうか。緑が丘小の子供達は元気で明るく、本当に楽しい、子供らしい子供です。ズンドコ節を踊る姿を見た人は、誰でも笑顔になり、その一生懸命さを、ずっと見ていたい、そんな気に誰でもなります。周りの人も幸せにする、そんな子供が育って行く、素晴らしい環境がある小学校です。そんな先生達の熱い想いが通じているせいなのでしょうか。緑が丘小の子供達は元気で明るく、本当に楽しい、子供らしい子供です。ズンドコ節を踊る姿を見た人は、誰でも笑顔になり、その一生懸命さを、ずっと見ていたい、そんな気に誰でもなります。周りの人も幸せにする、そんな子供が育って行く、素晴らしい環境がある小学校です。

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先生になって3年目。真面目で伸び伸びと過ごしている子供達の一年間の成長が嬉しいと話します。大学時代はハンドボールをしていました。今はバスケット少年団を担当しています。一人暮らしで得意料理はキンピラ、煮込みハンバーグ等ですが、帰りが遅いのでスーパーのおかずになることもあるとか。楽しい学校生活が送れるようにと願いながら指導しています。

 

「旭川市立愛宕小学校 」

おめでとう!開校40周年!!

旭川市豊岡8条6丁目にある愛宕小学校は、開校40周年を迎えました。
たく さんの方々に支えられ、元気に学ぶ愛宕小の子供達を御紹介します。
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開校40周年

愛宕小は、昭和49年2月8日に豊岡小から分離開校。
新設された校舎には、まだ体育館がなく新入生の入学式は廊下で行われました。
多少の不便があっても、地域の人達にとって開校は大きな喜びと希望に満ちたものでした。

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その後も、地域や保護者の方々の協力で、開校してわずか5年で、校庭の整備、グラウンドの整備、遊具の設置等の環境づくりをし、子供達は伸び伸びと素晴らしい環境で学んでいます。開校直後には児童数が1000名を超すマンモス校になりましたが、昭和60年に愛宕東小の分離独立などがあり、現在は415名が学んでいます。

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開校40周年を記念して、色々な事業が行われました。5月には大運動会。
40周年に因んだPTAの種目は「アラフォー玉入れ」。30秒以内にできるだけ総数40個に近い玉を入れた方が勝ち。大いに盛り上がりました。
10月には学習発表会。11月には地域や保護者の方々、同窓会やOB職員の方々に来ていただいた地域公開参観日を。40年の歴史を振り返り愛宕っ子が未来を語る音楽集会を見ていただきました。翌日には、開校30周年時に埋めたタイムカプセルの開封式も行われ、様々な形で40周年をお祝いしました。

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どんちゃかまつり

昨年の11月29日には、愛宕小の特色ある教育活動である「どんちゃかまつり」が行われました。
4・5・6年生がお店を出して、他の学年はお客様。射的があったり、ペットボトルをボーリングのピンに見立ててゲームをしたり、まるで縁日のようです。6年生は、開会式を盛り上げ、ちょっと変わったゲームを考えました。お店を出す方も、遊ぶ方も、両方ワクワクドキドキ。

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4年生から6年生は、どんな風にしたら喜んでもらえるかを考え、1年生から3年生は、将来の自分の姿を上級生に求めながら活動しています。子供達は自ら考え、実行することの大切さや重要性を「どんちゃかまつり」という直接体験を通して学んでいます。
愛宕小らしさを大切にした数々の特色ある教育活動のもう一つは、2月7日に行われた「愛スキャンドル」。夕方には点灯式を行い、キャンドルに明かりが灯されると歓声が!幻想的な雰囲気の中、冬のひと時を親子で楽しみました。また、PTA役員や保護者の方の協力で、ココアの提供も行われました。寒い時の熱々のココアのおいしさに、笑顔の輪が広がりました。

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愛宕愛

愛宕小の地域の方々は、学校に強い愛情を持っています。
学校の隣に住んでいる評議員の髙橋力雄さんは、自費で花壇にお花を植えてくれています。
昨年は40周年を記念して「あたご40」とお花で描きました。

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また、40年前に愛宕小の教員をしていた藤岡正隆先生は、「40年前も今も、学校は生き生きと躍動しています。教職員一丸となった愛宕小の皆さん、有難う!」という、思い出を綴った手記を書いて届けて下さいました。

読んで行くと、愛宕小に対するたくさんの愛情が感じられ、こういう方々に守られて子供達は育って来たんだと実感します。
愛宕小の子供達を見ていると、何事にも一生懸命まっすぐに取り組む姿勢がとても印象的。築40年の校舎は古いけれど、掃除が行き届いて清潔です。

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これからも元気な声が校舎に響き渡って行くことでしょう。

 

 

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1年3組の担任。秋田県出身。水泳の少年団の指導もしています。休み時間と授業のめりはりをきちんとする、優しく厳しい先生。初めて1年生を担任した感想は「皆、たいしたものです。前を向いて集中できるようになりました」。挨拶もきちんとでき、良く頑張る子供達ですと嬉しそうに話します。家では1才4か月の男の子の優しく厳しいお父さんです。

 

「旭川市立光陽中学校」

明るく元気に確実に育っている子供達

旭川市豊岡3条1丁目にある光陽中学校。
320人の生徒も、32人の職員も、皆明るく元気に
毎日を過ごしています。この元気の秘密を御紹介します。

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卒業生2万人!

光陽中が開校したのは昭和22年。卒業生の数は2万人を越えています。多い時は全校生徒が2000人もいたことがあったそうです。現在は320人。隣にあるのは東町小学校。グランドは東町小学校と共有しています。小規模校では共有することがありますが、この規模では珍しいとのこと。東町小で運動会がある時は、光陽中の部活が中止になります。このグランド、冬は東部スケートリンクになるんです。歩くスキーもありますが、市内では珍しいスケートの授業があります。皆、この授業をとても楽しみにしています。
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光陽中には中庭があります。去年までは中庭に出る生徒はいませんでしたが、増茂校長先生のアイディアで、集会をしている最中にこっそり中庭に白いテーブルと白い椅子を置きました。教室に戻る時に中庭を見て皆びっくり。ステキなサプライズです。それ以来、中庭に皆集まって楽しくおしゃべりをするようになりました。冬は、旭川の冬に親しむ態度を育て、和やかな空間にするために「なかに輪プロジェクト」として希望者を募り、雪だるまを作りました。子供達のことをいつも考えている先生達。そしてその思いに真っ直ぐに答えてくれる子供達。明るく元気な原動力は、こんな所にあるのかもしれません。
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50年前の感動を!

光陽中では、50回目の卒業式の時に、第1期生を招待しました。母校に来て、今の生徒達を見ながら50年前の感動を思い出す…65才の先輩達。それ以来、毎年65才の先輩達を招待しています。毎年10人から20人位出席します。多い時は40人も来た年がありました。それをきっかけに同期会をする先輩達もいるそうです。
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先輩達ばかりでなく、光陽中の子供達は地域の方々にも支えられています。例えば豊岡地区、新豊岡地区の市民委員会の方達との共同ボランティアやクリーン作戦など、子供達は積極的に参加しています。
光陽中の体育大会ではリレーや生徒会種目で縦割り種目を行っています。小学校の活動では縦割りを実践している所が多いのですが、中学校ではあまり聞きません。また、全クラス対抗百足競走は全校生徒が一斉に走ります。全学年9クラス、全員が並んだ姿は壮観です。皆でやるという意識が強くなり、仲間同士の連携も強まって行っているのでしょう。

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加入率83%

83%。これは部活動の加入率。陸上部は全道大会に行き、他の部も全道目指して頑張っています。マンドリン部も伝統を引き継ぎ、豊岡地区のイベントに参加したり、福祉施設に慰問演奏に行ったりしています。中庭の白い椅子に座って奏でるマンドリンの音が、心地良く夏の日の午後に校舎に響きます。
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小中連携の部活動体験が9月にあります。光陽中に入学予定の6年生に部活動を体験してもらいます。決まっている子はその部を、決まっていない子は興味のある部をのぞいてみます。この経験が、もしかしたら部活動加入率83%につながっているのかもしれません。

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光陽中の屋上にはソーラーパネルがあります。環境教育の一環で、理科や技術科などの教科でも勉強します。玄関には蓄電の様子を知らせる画面があります。そのために子供達の意識も高いのです。光陽中は中学では珍しい4階建て。階段を上ると各階にはPTAの方が生けたお花が。
先生、保護者、地域の方々に温かく見守られている子供達は、確実に明るく真っ直ぐに育っています。

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授業が面白い、優しい、友達のようと生徒達に人気の理科の先生。でもギャグが古い、オーバーリアクションと言われて「そんなことないだろう」と和気あいあい。趣味はスキー。バドミントン部の顧問。家では2才の男の子と2年生の女の子のお父さん。得意な料理は味噌汁。塩分濃度を測ってますと言うと「ビーカーで作りそう」と、教室は笑いがいっぱいです。

 

旭川市立旭川第二中学校

感動の全校ミュージカル!

旭川市東旭川町共栄にある旭川第二中学校。
全校生徒93人で作り上げたミュージカルが
今年も感動のフィナーレを迎えました。

旭川第二中の頑張る子供達の毎日を御紹介します。

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燃えろ二中
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旭川から東川線を東川に向かって行くと、右側に「燃えろ二中」という文字が目に飛び込んで来ます。ここが旭川第二中学校。雄大な大雪山を背に、旭川市の東部に位置し、明治以来開拓精神が脈打つ田園地帯の東旭川地区と新興住宅地として発展する東光・豊岡地区の一部からなり、進取の気風みなぎる活気ある地域です。

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開校67年目を迎え、昨年度までの同窓生の数は4648名。学校の廊下には、第一回目の卒業式の際の学級写真から昨年度までのが、ズラッと並んでいます。卒業生がここを訪れたら、必ず立ち止まり、自分の姿を探しています。そして毎日、写真の前を通る子供達も、知らず知らずのうちに、たくさんの立派な先輩達がいることを意識していることでしょう。

 

THE 二中ミュージカル!

二中の特色ある教育活動として、総合的な学習の時間にミュージカルに取り組んでいます。
今年度は記念すべき10周年を迎えました。昔は何校か取り組んでいる所もありましたが、今はここだけ。9月に行われる二中祭のフィナーレはミュージカル。地域の人達も楽しみにしています。近くの小学校の校長先生も、ミュージカルめがけて来校するほど。このミュージカルは全校生徒93名全員で創り上げたもの。演出・キャストグループ22名、衣装グループ24名、舞台グループ22名、音楽グループ25名。特にキャストの生徒たちは、夏休み明けから、朝や放課後等の猛練習を続けて来ました。
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10回目は「スノーホワイト(白雪姫)」でした。歴代のミュージカルは写真や台本、楽譜が廊下に展示されています。第一回目は「ライオンキング」、続いて「美女と野獣」「ヘラクレス」「アラジン」等、まるで劇団四季のようです。昨年よりリメイク作品に挑戦しています。先輩達に負けられないと、なお一層力が入ります。実際に演じるのはキャスト達。後のグループの人達は縁の下の力持ち。猛練習をするキャストの横で、それを支えるグループが一生懸命頑張りました。フィナーレは演じる側も観る側も感動の嵐。何か大きな事を成し遂げた時の喜びは、きっと忘れることがないでしょう。

 

体育祭は運動会?
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二中では縦割り活動をしています。小学校では多くの学校が縦割りをしていますが、中学校ではあまりしていません。全校生徒が93名と少なめなのがやりやすいのかもしれません。体育祭では93名の全校生徒が4つのチームに分かれ、学年、男女混合でバトンを繋ぎました。
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ヨサコイや大縄飛び等、楽しい競技もたくさんあり、体育祭というより昔ながらの運動会という感じ。保護者も地域の方々もたくさん応援に来ます。お昼ごはんは応援に来ている家族と一緒に食べます。これは小学校で見られる風景。中学生だって家族と一緒に食べるのは嬉しいんです。他の中学校もやればいいのに…と思ってしまいます。

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地域と共に

2年生は11月に職場体験学習を行いました。今年度は19か所の事業所に。取材に行った日は、まとめの「発表交流集会」が行われていました。保護者も何名か出席し、それぞれが学んだことの発表をしました。「集中力が大事」「人とのコミュニケーションを学んだ」など、発表する子供達が、とても大きく見えました。
PTAでは一人一役活動と銘打って各種学校行事や交通安全指導、PTA研修会などに協力と参加をしています。何事にも一生懸命。生徒も先生もPTAも燃えている二中です。

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2年生の担任、保健体育の先生。
二中で一番若い先生です。小学校の頃から先生になりたいと思っていて、自分が授業を受ける中で、こんなことをやりたい、こんなことができたら面白いと想像していました。
趣味はスキー。大学時代にラーメン屋とモツ屋でアルバイト。得意料理はだし巻き卵。真面目過ぎという声もありますが、爽やかな笑顔で頑張っています。

 

「旭川市立東栄小学校」

寒さにめげず元気いっぱいの子供達

旭川市東光4条6丁目にある東栄小学校。
347人の子供達が元気に学んでいます。
東栄小の子供達の毎日の様子を御紹介します。

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学校公園

東栄小は創立43年。開校当時は
448名からスタート。現在は347人。各学年2クラスですが、1年生だけが旭川市の30人学級の適用を受けているので3クラスです。校舎はコンクリート打ちっぱなしの立派なものですが、43年前の校舎。
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取材に伺った時、教室は暖かいのですが、廊下が寒い。でも子供達は、「子供は風の子」という言葉の通り、元気いっぱい。
体育館も大人はヒヤッと感じますが、子供達は走り回っています。
12月なのに半袖のTシャツの子もいます。学校でも、風邪をひかない冬の体力づくりをするために、縄跳びを全校でやるなど色々工夫をしています。そのお陰でしょうか、昨年は風邪のための学級閉鎖はありませんでした。
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学校の教育目標は「心豊かにたくましく生きる子供の育成」です。「さとく」「ゆたかに」「たくましく」学習に興味・関心を持ち、主体的・意欲的に学ぶ。相手のよさや個性を認め、思いやりと広い心をもって行動する。
健康で安全な生活態度を身に付け、強い意志を持って行動するという目標に限りなく近づいています。

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各教室からは、広いグランドが見えます。そして、校舎とグランドの間にあるのが学校公園。これがとても立派です。開校当時、PTAの方々が木を一本一本植えました。この木々が今はとても立派になっています。この木々の間には大きな石があちこちに置かれています。
立派な日本庭園という感じ。普通は眺めているだけですが、ここは違います。休み時間になると、四季を通して子供達が遊びにやって来ます。大きな石は飾りではありません。石の上に乗って遊んだり、飛び降りたり、それは楽しそう。その横のグランドの隅には遊具もあるのですが、子供達はこちらの方がお気に入りのようです。築山があったり、石があったり、このデコボコの公園を走り回る本当に元気な子供達です。

東栄まつり

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東栄小はPTAの活動も活発です。全員がそれぞれの役目を持っています。子供達が一番楽しみにしている毎年のPTAの恒例行事が東栄まつり。10月の全校参観日の日に行います。全校道徳の参観が終わってからそのまま東栄まつりに。昔風の出店が並ぶおまつりです。
型抜き、射的、焼き鳥、ラーメン等、楽しい出店が。子供達は大喜びです。今年はボランティアの方々によるヒーローショーがありました。ケーセンジャーの登場で、おまつりはますます盛り上がりました。
その他にも年に4回のフラワーデーでは、PTA厚生部の協力で、お花を植え、草取りをし、後始末まで子供達が頑張って、学校の周りを美しくしています。

 

異学年交流

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東栄小では、大きい子と小さい子が一緒に遊ぶ姿が見られます。縦割り班の異学年交流が活発で、その結果、休み時間も一緒に遊んだりしています。ここから自然に思いやりの気持もわいて来るのでしょう。
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今年から、自分で自分の身を守ることを学ぶ「防犯教室」が開かれています。東警察署の方に来ていただき、2年生が不審者対策、4年生がインターネットの危険、6年生は薬物乱用防止を学びました。これからの子供達の将来のために、とてもためになる教室です。
これから3学期は旭川でも一番寒い時期。それでも東栄小の子供達は元気に走り回っていることでしょう。

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若葉学級と3年生の音楽を担当している石戸谷先生は、先生になって2年目。楽しい授業をしたいと、色々な先生の授業を見せていただいて吸収中。とても生真面目で一生懸命。表現力、演技力も大事なんですと熱く話します。高校から吹奏楽をしていました。趣味は車ででかけたり、本屋さんに行くこと。得意料理は焼きそば、炒飯。野菜も食べて下さいね。

 

「旭川市立東五条小学校」

赤レンガの校舎から歌声が聞こえる小学校

旭川市東5条5丁目にある東五条小学校。赤レンガの校舎が印象的。
今年61年目を迎え319名が元気に学んでいます。
東五条小学校の毎日を御紹介します。

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4年2組の元気な仲間たちと教頭先生

 

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赤レンガ

去年60周年を迎えた東五条小学校は、昭和27年開校。赤レンガの校舎と、ペチカの暖房でモデル校でした。
開校して2年目の昭和29年には、昭和天皇、皇后、両陛下をお迎えして、子供達に励ましの言葉をいただきました。
平成3年に、現在の新校舎が完成。新校舎と言っても、もう20年以上たってますが、校内はピカピカ。
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本当に清潔できれいです。掃除が徹底しています。業務吏員の中村さんと木下さんは水滴が落ちてもすぐに拭く徹底ぶり。
きれいな校舎だと、子供達も汚さないということが、東五条小を見て納得しました。環境作りというのは本当に大切です。
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このきれいな校舎から聞こえて来るのが、子供達の歌声です。年間約16回、全校合唱「つどい」が開催されます。
毎朝、各クラスで練習をしているので、その声が聞こえてくるのです。毎日声を出しているので、発表の時には、それは素晴らしい合唱になります。力を合わせて歌を作り上げ、卒業式の合唱も出席した方々を感動させます。

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6年生が「北海道音楽大行進」に参加

受け継がれているものの一つにマーチングがあります。
流行った時期にはマーチングをしている学校が何校もありましたが、残っているのはここだけ。6年生が伝統を守っています。放課後、練習を続け、運動会で披露。
そして音楽大行進に出場して、6月末に5年生に引き継ぎます。地元の人は、お母さんもマーチングをしていました。おじいちゃん、おばあちゃんも昔から見ていました。だから厳しい評価を受けることもありますが、これも温かく応援しているからこそ。そして子供達も、見事に応えているのです。

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地域に育てられて

東五条小の校区は、とても落ち着いています。
市民委員会の方々も含めて、地域の方々が、子供のことを気にかけてくれています。
地域の方々に育ててもらっていると言っても過言ではないと齋藤校長先生は話します。

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PTAの活動もとても活発です。驚いたのは、全員が何かの役になっているということ。
今はPTAの役員を決めるのに一苦労という所もありますが、全員というのはすごい!生活部は、何度も街頭指導で通学路に立っています。事業部は四面バレーボール大会をします。これは上手でなくても作戦で勝てるユニークなもの。大いに盛り上がります。特別事業実行委員会は、夏と冬のイベントに分かれています。
夏のイベントは五条っ子夏祭り。焼鳥、型抜きなどの出店が並び、少年団の吹奏楽クラブの演奏や、ダンスがあります。ダンスは子供達だけでなくお父さんも。今年は韓流の「カンナムスタイル」を披露。上原PTA会長は、お化け屋敷の担当だったので、白塗りの顔を落とす暇もなく、ダンスに参加。
教頭先生もカッコ良く踊り、子供や保護者達の喝采を浴びていました。

心と体も

東五条小では体力づくりにも積極的に取り組んでいます。中休みには体ほぐし運動や体操を。運動会やマラソン大会に向けてのジョギングも。12月にはチームジャンプという縄跳びが。回す人がいて、次から次へと飛んで行き、何人飛べたかを競います。昨年は328回という歴代新記録も出ました。東五条太鼓があったり、読み聞かせがあったり、本当に変化にとんだ楽しい毎日。「笑顔いっぱい」「歌声いっぱい」「元気いっぱい」の合言葉通り、素晴らしい職員と共に子供達は成長しています。

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お母さんたちが読み聞かせをしてくれます

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十勝の浦幌町出身の身長184cm、イケメン独身の先生。4年2組の担任です。小学の時の先生が好きで、子供達と一緒に過ごせたらいいという夢を叶えました。趣味は高校からしているハンドボール。料理はカレーしかできないとか。でも帰りが遅いので、夕食はスーパーの半額のおかず。給食で栄養補給?子供に考えさせて、子供自身が達成感を感じることができる授業をして行きたいと話す人気の先生です。