社会ルールを身につけるおもちゃ
兄弟同士やお友だち同士でおもちゃを取り合うシーンをみると、どうしたらいいのか本当に迷ってしまいます。また、同じおもちゃを2個用意していても、何故か片方を取り合う「もう~どうして?」という最悪のパターンも ・・・大人になっても相手の立場になって考えてみるとか、相手を理解するという事が本当に難しく、経験してみなければわからない事って沢山あると思います。
「遊び」を中心とした幼児教育はヨーロッパでは多く見られ女の子に家の家事を教える目的としてドールハウスを積極的に与え、家族の誰かを演じることでいろんな「立場」を経験させるそうです。シルバニアファミリーに海外版(UK)が存在するのはそういう事が背景にあるからかもしれません。また、お母さんから気持ち悪がられたり嫌がられたりするとても可哀そうな「怪獣や悪役」の人形は悪役になりきってヒーローからの攻撃を受けることによって痛さ、弱さ、負ける悔しさ、劣等感を知る事と思います。それらを経験できるからこそ、人の気持ちを理解できるようになるのだと思います。こういう遊びがいつの日か少しでも思いやりのある人になってくれるのではないかと思います。
ではキッズサポートさんからです。
北畠です!
小さい頃に興味を持って覚えた事って普段は使わない内容でも意外と覚えてたりすると思います。私だと数字の単位は未だに覚えています。億・兆は普段でも目にしますがそれ以降はというと…京・垓・予・穣・溝・澗・正・載・極・恒河沙・阿曽祇・那由多・不可思議・無量大数なんだかお経の様ですが実際、仏教用語から由来していたかと思いました。子どもの頃は一番大きな単位の「無量大数」という衝撃で興味が湧き徐々に他の単位も覚えていった記憶があります。
学びごとも興味を持って覚えたものはより身に付きます。数字を覚えるのもパズルで楽しみながらだと自然に身に付けることができるのでしょうね。
次はおもちゃのヨシダスタッフからのコメントです。
今、女の子に人気の筐体ゲームといえば「アイカツ(アイドル活動)」でしょう。どんなカードが出るかドキドキしながら待っている様子、リズムに合わせて身体を動かしている様子等を見ていると、可愛いなぁ…と思って見てしまいます。それと同時に面白いのが応援している周りのご家族の反応です。見るからに厳ついお父さんが「良いカード出たの?良かったねぇ~。」とニコニコしているかと思えば、
「アイカツ」のカードダスガチャをお子さんよりも必死の顔で延々まわされているお母さんがいたりと、人間観察するのも面白いですよ。筐体ゲームは正直な所、いいゲームとして捉えられる事は少ないかと思います。ただ、列に並ぶ、順番を守る、何かトラブルがあったらお店の人を呼んだりする事が出来るといった社会生活で必要な事を学べる要素もあります。筐体を遊んだことの無い皆さん、一概に「ゲームなんて…。」と思わずに試しに遊んでみてはいかがでしょうか?