「旭川市立東栄小学校」
寒さにめげず元気いっぱいの子供達
旭川市東光4条6丁目にある東栄小学校。
347人の子供達が元気に学んでいます。
東栄小の子供達の毎日の様子を御紹介します。
学校公園
東栄小は創立43年。開校当時は
448名からスタート。現在は347人。各学年2クラスですが、1年生だけが旭川市の30人学級の適用を受けているので3クラスです。校舎はコンクリート打ちっぱなしの立派なものですが、43年前の校舎。
取材に伺った時、教室は暖かいのですが、廊下が寒い。でも子供達は、「子供は風の子」という言葉の通り、元気いっぱい。
体育館も大人はヒヤッと感じますが、子供達は走り回っています。
12月なのに半袖のTシャツの子もいます。学校でも、風邪をひかない冬の体力づくりをするために、縄跳びを全校でやるなど色々工夫をしています。そのお陰でしょうか、昨年は風邪のための学級閉鎖はありませんでした。
学校の教育目標は「心豊かにたくましく生きる子供の育成」です。「さとく」「ゆたかに」「たくましく」学習に興味・関心を持ち、主体的・意欲的に学ぶ。相手のよさや個性を認め、思いやりと広い心をもって行動する。
健康で安全な生活態度を身に付け、強い意志を持って行動するという目標に限りなく近づいています。
各教室からは、広いグランドが見えます。そして、校舎とグランドの間にあるのが学校公園。これがとても立派です。開校当時、PTAの方々が木を一本一本植えました。この木々が今はとても立派になっています。この木々の間には大きな石があちこちに置かれています。
立派な日本庭園という感じ。普通は眺めているだけですが、ここは違います。休み時間になると、四季を通して子供達が遊びにやって来ます。大きな石は飾りではありません。石の上に乗って遊んだり、飛び降りたり、それは楽しそう。その横のグランドの隅には遊具もあるのですが、子供達はこちらの方がお気に入りのようです。築山があったり、石があったり、このデコボコの公園を走り回る本当に元気な子供達です。
東栄まつり
東栄小はPTAの活動も活発です。全員がそれぞれの役目を持っています。子供達が一番楽しみにしている毎年のPTAの恒例行事が東栄まつり。10月の全校参観日の日に行います。全校道徳の参観が終わってからそのまま東栄まつりに。昔風の出店が並ぶおまつりです。
型抜き、射的、焼き鳥、ラーメン等、楽しい出店が。子供達は大喜びです。今年はボランティアの方々によるヒーローショーがありました。ケーセンジャーの登場で、おまつりはますます盛り上がりました。
その他にも年に4回のフラワーデーでは、PTA厚生部の協力で、お花を植え、草取りをし、後始末まで子供達が頑張って、学校の周りを美しくしています。
異学年交流
東栄小では、大きい子と小さい子が一緒に遊ぶ姿が見られます。縦割り班の異学年交流が活発で、その結果、休み時間も一緒に遊んだりしています。ここから自然に思いやりの気持もわいて来るのでしょう。
今年から、自分で自分の身を守ることを学ぶ「防犯教室」が開かれています。東警察署の方に来ていただき、2年生が不審者対策、4年生がインターネットの危険、6年生は薬物乱用防止を学びました。これからの子供達の将来のために、とてもためになる教室です。
これから3学期は旭川でも一番寒い時期。それでも東栄小の子供達は元気に走り回っていることでしょう。
若葉学級と3年生の音楽を担当している石戸谷先生は、先生になって2年目。楽しい授業をしたいと、色々な先生の授業を見せていただいて吸収中。とても生真面目で一生懸命。表現力、演技力も大事なんですと熱く話します。高校から吹奏楽をしていました。趣味は車ででかけたり、本屋さんに行くこと。得意料理は焼きそば、炒飯。野菜も食べて下さいね。