中学生の硬式野球 『旭川西シニア』
『旭川西シニア』明るく元気に全国を目指して最初の一歩
中学生の野球には、硬式野球と主に「学校の部活動」である軟式野球の2つがあることを知っていますか?
現在、旭川でも幾つか硬式野球チームが活動していますが、今シーズンから新しいチーム名で公式戦にのぞむ『旭川西シニア』では、冬の間も選手全員が野球少年の表情キリリ!で練習に取り組んでいます。
「シニアリーグには北海道だけでも36チームが所属しています。札幌を中心に強豪がそろっていますが、まずは公式戦1勝を目指したいと思います。ベンチ入りメンバーを含めた全員が出場して勝つことが理想ですね」と語るのは監督の武田 健一さん。
中学校の野球部では練習がほぼ毎日、というケースが多いようですが、『旭川西シニア』では土日を含めて週4回の練習が基本。人工芝が敷き詰められた室内練習場「フェニックススポーツセンター」に集合して、体力トレーニングはもちろん、マシンを相手に打ち込んだり、ノックを受けるなど春のデビューを前に練習が続きます。
新チームのキャプテンに指名された佐藤 寛大君(東陽中2年)は「一試合一試合全力を尽くして、全員野球で戦っていきます」と力強くコメント。市内・近郊のいろいろな中学から集まるメンバーをまとめていくのは大変では?とちょっといじわるな質問を投げかけると……。
「キャプテンとしてしてまとめます!」ときっぱり宣言。2人の副キャプテンと協力しながら、24名(2年生12名・1年生12名)のチームをしっかりと率いていってくれそうです。
タイプの異なる複数の投手と昨秋以来レベルアップした守備陣が失点を最小限に防ぎ、切れ目のない打線が少ないチャンスを確実にモノにする、そしてベンチも含めた全メンバーが試合終了まで気持ちを切らすことなく戦い抜く││競争の激しいシニアリーグでも、一人ひとりがいま出来ることを一生懸命にやり抜けば、憧れの全国大会(中学硬式野球日本一決定戦「ジャイアンツカップ」の舞台は東京ドーム!)への扉をこじあけることができるかもしれません。
武田監督以下コーチ陣は、野球の技術はもちろん、あいさつなど生活面の指導にも厳しいとか(定期テストを控えた部員は強制的に練習休み!)。
昨秋卒団した中学3年生はそれぞれ道内の強豪高校への進学が決定しており、現役メンバーも将来は甲子園の舞台に立つことを夢見ています。
さて、同チームの特徴は弟分ともいえる小学生以下のチームも活動していること。小学4年〜中学1年の『旭川中央リトル』、小学3年生以下の『旭川中央ちびっこ』を含めて、「野球やりたい!」男の子&女の子の見学大歓迎。「グローブも持ってないんだけど……」という初心者でも気軽に問い合わせてみてくださいね!
旭川西シニア
事務局/080-5720-3400(今津)
場所/フェニックススポーツセンター(近文町19丁目)