はんこと表札に「ご苦労様」印章供養祭をご存知ですか?
使わなくなったはんこは?
認印、実印、銀行印、会社印。私たち一人ひとりの大切な財産と権利を守る印章(はんこ)は、ご家庭や職場で、常に身近に置いておかなければならない大切な存在です。
でも……長年愛用しているお気に入りのはんこにも、いつの日か「寿命」がやってきます。
役目を終えた後はどう処分していますか?ご自分の苗字や経営する会社名が刻まれているのに、そのままゴミ箱へポイ、なんて気が引けちゃうし、ただ保存しておくのも意味があるようなないような。
毎日の暮らしの中で活躍してくれたはんこに「これまでありがとう、本当にご苦労様」の思いをこめて供養する行事があることをご存知でしょうか?
毎年、紅葉のシーズンに北海道印章業組合連合会が有珠善光寺(伊達市)で開催しているのが『印章供養祭』。1981年(昭和56年)にスタートしたこの供養祭には、全道各地から数千点にのぼる印章・表札が集められ、お寺でお坊さんがお経を上げて供養してくれるんです!昨年も4695点の印章・表札が供養されました。
同会に所属する旭川印章業組合では、毎年旭川市内及び近郊14の加盟店で、不要になった印章や表札の持ち込みを受け付けています。店舗での受付から供養まですべて無料で行われますので、お近くの店舗までお気軽にどうぞ。
印章・表札の持ち込みは随時受け付けていますが、今年の『印章供養祭』に間に合わせるためには、9月中旬頃を目処に各店舗に持ちこむと確実です(※間に合わない場合は、翌年の供養となります)。