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善き人は成功者になれないか
風花の舞えば舞うほど還らぬ日
冬の青空にちらちらと舞う雪が風花(かざはな)。 池田 澄子
風花はかざはなのまま暮れてゆき 侘助
「成功者」というのは一体どんな人のことをいうのでしょうか。お上から勲章をもらったり、オリンピックで金メダルを獲ったり、中くらいから上の会社の社長になったり、世界が驚く発見をした科学者をいうのでしょうか。
というのも、『いい人は、成功者になれない』、たしかこんなタイトルの本をコンビニの片隅で見かけたんです。
悩める大人ならちょっと気になるタイトルの本、でも千円出してまで買う気がしないときに、大抵人はその本を手にとってまず目次を開き、中でも興味深い項目のページを見つけて「立ち読み」を始めますね。でも私はそんなことはしません。
古くは「モーゼの十戒」、あるいは西方教会の「七つの大罪」のように、私にはしてはいけないと自らを厳しく戒めている事柄がいくつかありますが、その内の二つが本屋での「立ち読み」と、自己啓発といった類の本を手にとることです。立ち読みは、袋菓子を破って中身を覗くのと同じ行為だと考えるからであり、自己啓発は、自分にはどうせムリと思うからであります。
ではどうするか。私はその気になる本の前に立ち、両手を後ろ手に組み(これが肝心)タイトルを凝視します。立ち読みはしてないよ~と、店員さんにアピールするわけですが、同時に本の内容を「透視(盗撮ではありません)」するわけですね。私には昔からその能力があります。ま、そんな術を使わなくとも、この著者の言わんとしていることはわかりますけれど。「いい人が成功しない」のは人が善いからでしょ!ノーと言えないんですね。飲み会に誘われても、保証人を頼まれても、謎の宗教信者が現われても、健康食品の販売員が玄関先で話し始めても、町内会長に推されても断れません、善い人は。
その結果は二日酔いで一日を棒に振り、大きな借財を背負い、捨てるとバチの当たりそうな小冊子を押しつけられ、ちっとも元気にならない摩訶不思議を毎日飲み、顔も合わせたことのないご近所のために市民委員会に出席するはめなるのです。これではアナタ、自分が成功するために努力する時間的・精神的余地がないではありませんか。自らを成功に導くためには邪魔なこと、煩わしいことには毅然としてノーと言う。そういうことなんでしょう。
しかし、「成功者」の一人、割烹着を着てSTAP細胞(多能性細胞)を開発した小保方晴子さんは、権威ある科学誌からアンタの論文は「歴史を愚弄するものだ」と最大級の「ノー!」を突き付けられても、自分を信じて研究を続けました。きっと彼女は、寝ても覚めてもトイレの時も、研究のことが頭から離れたことはなかったでしょうね。もしかすると、飲み会やデートに誘われても断ったことがあったのかもしれません。でも、彼女にしてもノーベル賞の山中教授にしても、研究の動機は、「不妊に悩む女性を助けたい」「難病に苦しむ人を助けたい」一心だったわけで、私にはとても「善い人」に見えるんですけどね。
小保方さんは、割烹着を着たお母さんがレンコンを酢水につけてシャキッとさせるのを見て、研究のヒントにしたんでしょうか?
なわけないか。
あの震災を、私たちは忘れない。皆の思いで実現、チャリティーイベント
「東日本大震災を忘れずに、なにかの役に立ちたい」と、毎年、チャリティーイベン トを開催している人たちがいます。ある一人の女性の思いが、多くの人へつながり、 賛同し集まった出店者たち。その思いは絶えることなく、3回目が3月に開催されます。彼女たちの願いと、様々な体験をメインにしたイベントの魅力をお伝えします。
「あの時は、ニュースの映像をただ見つめるしかできませんでした」と語る山岸ひとみさん。未曽有の大災害となった東日本大震災。1年後、旭川近郊にも百人以上の避難者がいることを知った山岸さんは、
「自分たちにも何かできることがあるはず」
と、ずっと抱いていた思いを行動に移します。「何に使われたか分からない方法ではなく、目に見える支援がしたかったんです。ちょうど旭川近郊の避難者が、情報交換をしたくても資金がないという話を聞いて、そのための寄付をと考えました」。
まず知人3人に声をかけ、チャリティーイベント実行委員を結成。必要経費以外は全て寄付するため、赤字覚悟で出店してくれる人を探し、13店が出店。当日は予想を遙かに超えた来場者数で、大成功を収めました。
「次回も!」という出店者らの言葉に背中を押され、翌年も開催。収益金は、被災地の子供たちを旭川に招く活動などに寄付されました。
そして今年、3回目の開催です。「どうしても3回は続けなくてはと思っていたんです」と山岸さん。きっかけは、1回目の時に参加した避難者の「風化させないでください」という言葉でした。被災地では、まだまだ復興は終わっていません。「年に1回でも、このイベントが、震災のことを思い出すきっかけになってくれたら」。そんな願いを込めて、山岸さんたちは、3回目の実現に奮闘してきたのです。
イベントはチケット制(各ブース1~3枚)で、体験が様々。大道仮説実験、ハンドマッサージ、豆を使った置物作り、理学療法士による治療、カラーセラピー、樹脂粘土の工作体験、スマホケースにエアブラシでお絵かき体験、タイルクラフト体験、バルーンアート、アロマセラピー、木製ヨーヨー作り、足もみ健康法など、大人も子供も楽しめる多彩な内容です。
イベントに参加し、自分たちの購入したチケット代がどんなふうに使われ、いま被災地がどうなっているのか、震災についてもう一度考えてみませんか。その小さな行動が、復興を支える力の一つになるかもしれません。
山岸(色彩ひろばCouleur)
TEL.090-8903-4566
「旭川市立光陽中学校」
明るく元気に確実に育っている子供達
旭川市豊岡3条1丁目にある光陽中学校。
320人の生徒も、32人の職員も、皆明るく元気に
毎日を過ごしています。この元気の秘密を御紹介します。
卒業生2万人!
光陽中が開校したのは昭和22年。卒業生の数は2万人を越えています。多い時は全校生徒が2000人もいたことがあったそうです。現在は320人。隣にあるのは東町小学校。グランドは東町小学校と共有しています。小規模校では共有することがありますが、この規模では珍しいとのこと。東町小で運動会がある時は、光陽中の部活が中止になります。このグランド、冬は東部スケートリンクになるんです。歩くスキーもありますが、市内では珍しいスケートの授業があります。皆、この授業をとても楽しみにしています。
光陽中には中庭があります。去年までは中庭に出る生徒はいませんでしたが、増茂校長先生のアイディアで、集会をしている最中にこっそり中庭に白いテーブルと白い椅子を置きました。教室に戻る時に中庭を見て皆びっくり。ステキなサプライズです。それ以来、中庭に皆集まって楽しくおしゃべりをするようになりました。冬は、旭川の冬に親しむ態度を育て、和やかな空間にするために「なかに輪プロジェクト」として希望者を募り、雪だるまを作りました。子供達のことをいつも考えている先生達。そしてその思いに真っ直ぐに答えてくれる子供達。明るく元気な原動力は、こんな所にあるのかもしれません。
50年前の感動を!
光陽中では、50回目の卒業式の時に、第1期生を招待しました。母校に来て、今の生徒達を見ながら50年前の感動を思い出す…65才の先輩達。それ以来、毎年65才の先輩達を招待しています。毎年10人から20人位出席します。多い時は40人も来た年がありました。それをきっかけに同期会をする先輩達もいるそうです。
先輩達ばかりでなく、光陽中の子供達は地域の方々にも支えられています。例えば豊岡地区、新豊岡地区の市民委員会の方達との共同ボランティアやクリーン作戦など、子供達は積極的に参加しています。
光陽中の体育大会ではリレーや生徒会種目で縦割り種目を行っています。小学校の活動では縦割りを実践している所が多いのですが、中学校ではあまり聞きません。また、全クラス対抗百足競走は全校生徒が一斉に走ります。全学年9クラス、全員が並んだ姿は壮観です。皆でやるという意識が強くなり、仲間同士の連携も強まって行っているのでしょう。
加入率83%
83%。これは部活動の加入率。陸上部は全道大会に行き、他の部も全道目指して頑張っています。マンドリン部も伝統を引き継ぎ、豊岡地区のイベントに参加したり、福祉施設に慰問演奏に行ったりしています。中庭の白い椅子に座って奏でるマンドリンの音が、心地良く夏の日の午後に校舎に響きます。
小中連携の部活動体験が9月にあります。光陽中に入学予定の6年生に部活動を体験してもらいます。決まっている子はその部を、決まっていない子は興味のある部をのぞいてみます。この経験が、もしかしたら部活動加入率83%につながっているのかもしれません。
光陽中の屋上にはソーラーパネルがあります。環境教育の一環で、理科や技術科などの教科でも勉強します。玄関には蓄電の様子を知らせる画面があります。そのために子供達の意識も高いのです。光陽中は中学では珍しい4階建て。階段を上ると各階にはPTAの方が生けたお花が。
先生、保護者、地域の方々に温かく見守られている子供達は、確実に明るく真っ直ぐに育っています。
授業が面白い、優しい、友達のようと生徒達に人気の理科の先生。でもギャグが古い、オーバーリアクションと言われて「そんなことないだろう」と和気あいあい。趣味はスキー。バドミントン部の顧問。家では2才の男の子と2年生の女の子のお父さん。得意な料理は味噌汁。塩分濃度を測ってますと言うと「ビーカーで作りそう」と、教室は笑いがいっぱいです。
カウンタ-には愛がある
色々なお店でランチを食べていると
集まる人の雰囲気が決まってて、楽しい輪を感じる事がある。
豊岡の動物園通りにある『あすか亭』さんもそんな場所。
カウンターの隅で日替わり定食を食べていると、
常連さん同士やママさん達との楽しい会話が聞こえて来て、私もその輪の端っこに参加している気分になる。
今の話題だったり、子供の頃の話だったり、
懐かしい昭和の話しも。
とにかく、お店に集まる人達の仲が良い。
行くと顔を会わす女性は「バランス良く食べられるから毎日のように来ちゃうのよ。」と明るい。
彼女だけでなく、集まる人がみんな明るいから、
それが自然に伝染して、こっちの気持ちも豊かになる。
食後のコーヒーを頂いて、
さて午後も頑張ろう。じゃあ又明日!
そんな気分で、お客さん達は
カウンターから立ち上がるのかな。
「あすか亭」
旭川市豊岡12条2丁目 オフィスイナバ1F
TEL/0166-33-2059
営/11:00~なくなるまで
休/不定休
中学生の硬式野球 『旭川西シニア』
『旭川西シニア』明るく元気に全国を目指して最初の一歩
中学生の野球には、硬式野球と主に「学校の部活動」である軟式野球の2つがあることを知っていますか?
現在、旭川でも幾つか硬式野球チームが活動していますが、今シーズンから新しいチーム名で公式戦にのぞむ『旭川西シニア』では、冬の間も選手全員が野球少年の表情キリリ!で練習に取り組んでいます。
「シニアリーグには北海道だけでも36チームが所属しています。札幌を中心に強豪がそろっていますが、まずは公式戦1勝を目指したいと思います。ベンチ入りメンバーを含めた全員が出場して勝つことが理想ですね」と語るのは監督の武田 健一さん。
中学校の野球部では練習がほぼ毎日、というケースが多いようですが、『旭川西シニア』では土日を含めて週4回の練習が基本。人工芝が敷き詰められた室内練習場「フェニックススポーツセンター」に集合して、体力トレーニングはもちろん、マシンを相手に打ち込んだり、ノックを受けるなど春のデビューを前に練習が続きます。
新チームのキャプテンに指名された佐藤 寛大君(東陽中2年)は「一試合一試合全力を尽くして、全員野球で戦っていきます」と力強くコメント。市内・近郊のいろいろな中学から集まるメンバーをまとめていくのは大変では?とちょっといじわるな質問を投げかけると……。
「キャプテンとしてしてまとめます!」ときっぱり宣言。2人の副キャプテンと協力しながら、24名(2年生12名・1年生12名)のチームをしっかりと率いていってくれそうです。
タイプの異なる複数の投手と昨秋以来レベルアップした守備陣が失点を最小限に防ぎ、切れ目のない打線が少ないチャンスを確実にモノにする、そしてベンチも含めた全メンバーが試合終了まで気持ちを切らすことなく戦い抜く││競争の激しいシニアリーグでも、一人ひとりがいま出来ることを一生懸命にやり抜けば、憧れの全国大会(中学硬式野球日本一決定戦「ジャイアンツカップ」の舞台は東京ドーム!)への扉をこじあけることができるかもしれません。
武田監督以下コーチ陣は、野球の技術はもちろん、あいさつなど生活面の指導にも厳しいとか(定期テストを控えた部員は強制的に練習休み!)。
昨秋卒団した中学3年生はそれぞれ道内の強豪高校への進学が決定しており、現役メンバーも将来は甲子園の舞台に立つことを夢見ています。
さて、同チームの特徴は弟分ともいえる小学生以下のチームも活動していること。小学4年〜中学1年の『旭川中央リトル』、小学3年生以下の『旭川中央ちびっこ』を含めて、「野球やりたい!」男の子&女の子の見学大歓迎。「グローブも持ってないんだけど……」という初心者でも気軽に問い合わせてみてくださいね!
旭川西シニア
事務局/080-5720-3400(今津)
場所/フェニックススポーツセンター(近文町19丁目)
授乳にかかわる諸問題①
母は乳とともに心の栄養を与える
お乳の話に入る前に私たちはここでしっかりと確認しておかなくてはならないことがあります。それは、赤ちゃんにお乳を飲ませるということは動物にエサを与えることとはまったく異なる行為であるということ、さらに私たちおとなが三度の食事をするのとも、ぜんぜん異質の行為であるということです。
授乳とは読んで字のごとく乳を授ける行為ですが、その内容は、食糧としての乳を赤ちゃんに与えるのと同時進行的に、赤ちゃんの心の発育のための栄養、すなわちインプリンティングの重要な七項目のいくつか(連載第三十四回参照)が行われるのだということ、そしてそれは同時に、子を産んだだけでまだ母になっていない女性が母になっていく行程の第一歩なのだということ、それを決して忘れてはなりません。
そのためには赤ちゃんに最初に与えられる乳は、実母の乳でなければなりません。これには二つの理由があります。
その第一は免疫に関することです。生後二十四時間とも、四十八時間とも言われているのですが、この間に赤ちゃんの身体の中に入ったものに対しては、赤ちゃんの身体は全部自分のものだと覚え込みます。
だからこの期間内に粉ミルクが与えられれば、その赤ちゃんの身体は粉ミルクの原料である牛の乳を自分のものだと覚え込んでしまいます。したがってその後になって実母の乳が与えられても、赤ちゃんの身体は実母の乳なのに自分のものではない、代わりのものを与えられたのだと反応するのです。実際に母乳で育てているのにミルクアレルギーを起こしている赤ちゃんがいるのですが、こういう場合はこのへんに原因があることが多いのです。
初めて外来に来た乳児を診察する時、私は必ず母乳で育てているのか粉ミルクなのかを聞くのですが、「ずっと母乳で育てています」と答えるお母さんの記憶の中には、生後四十八時間まではどうだったのかを数えていない場合が多いようです。
もし生後四十八時間以内に実母の乳以外の乳を与えられてしまったら、それは残念ながら「ずっと母乳で育てている」ことにはならないということを知っておいてください。
母と子は分娩によって母体と赤ちゃんとの二人に分かれます。分かれますが、それは単に生物体としてそうなったのであって、この二人を人間として見た場合には、哺乳をしている間は心身ともにまったく一体なのです。さらに精神的な面についてだけ言えば、三歳まで母と子とは一体で、精神的には三歳まではまだ生まれていない状態だと言ってもいいのです。これが第二の理由です。
しかも乳汁は母体にとって一種の排泄物であり、体外に排出されるべきものです。だから赤ちゃんに乳を与えるとは言っても、母にとっては湧き出てきたお乳を赤ちゃんの口で飲み取ってもらうことであり、赤ちゃんのほうは自分のおなかを一ぱいにすると同時に母の乳房を空にしてあげるという、母と子の共同作業なのであって、授乳とは決して母から子への一方通行の行為ではないのです。だからこそ、ここに母と子の一体感というものができ上がっていくのです。
子供を自然と成長させるおもちゃ
〝キッズコスメ〟というのをご存知でしょうか?簡単に言うと子ども用のお化粧グッズの事ですが、先日、友人の子ども(4歳)が自分の誕生日に化粧品が欲しいと言っていたそうです。昔と比べると「おしゃれ」に関心を持つ年齢が下がってきているように思います。お化粧をしてかわいい洋服を着てテレビに出ていたり、雑誌などでも低年齢層のメイク特集を組んでいるところもあります。また、おもちゃ業界も子ども向けおしゃれグッズにかわいいキャラクターをつけたり、年齢による細分化も進んでいて楽しくお化粧できる環境が広がっています。水で落とせる子ども用マニキュアや口紅ファンデーションなど、それは「おもちゃ」のレベルを超えていると感じます!これは母親の影響も大きでしょう。子どもは大人の真似をしたがり育ちます。母親や大人の女性への憧れといったところでしょうか。母親も安全面の向上からお化粧自体を容認傾向にあるようです。
子どもに化粧なんて「まだ早い」と思っていたのですが、そうではない時代なのかもしれませんね。
ではキッズサポートさんからです。
北畠です!
子どもの習い事の定番に「ピアノ」があります。音楽を習わせることは楽器の演奏が上手くなるだけではなく、キレにくい穏やかな性格になるなど様々な良い影響があると言われています。HQ(人間性知能)を高めるためには5~8歳位に「HQ向上法」を行うと効果的らしいのですが、これと同じ位に効果があるのが「ピアノのおけいこ」なんだそうです。両手の指を細かく動かし、少し前の音を保ちながら、その先の音を先読みし、その記憶で適切に演奏する。という事がHQを高め、また独創性や創造性の発達にも有効という事です。しかしそれを強制的ではなく興味を持たせ継続させるのは大変かと思います。おもちゃのピアノも今では本格的で、ピアノに興味を持たせる入門としては充分です。初めはただの打楽器かもしれませんが徐々に音を聞き分け、音を奏でる仕組みを覚え、自然と音楽への興味も湧いてくるでしょう。
次はおもちゃのヨシダスタッフからのコメントです。
北海道の百人一首はなぜ木札なの?と思われたことはありませんか?もともと木札板のかるたは会津地方(福島県)で盛んに遊ばれていた伝統玩具でした。戊辰戦争後の屯田兵制度で北海道に入った元会津藩士が、当時は貴重だった紙の代わりにたくさん群生していた朴の木(ホオノキ)を削り札にした名残と言われています。朴の木は木目が細かくて手触りが良く、抗菌作用もあります。今では会津地方でも紙の百人一首が主流のため、木札は北海道独特の物と思われているようです。
一年間に渡る「いけちゃんのヨシダグループ日記」も今回で最終回となります。
これからもおもちゃを通して子ども達に何を伝えて行けるか研究を続けたいと思います。
皆様またお会いできる日まで…(池下)
指を動かし、宝物を作ろう 樹脂粘土でモノづくりの楽しさを
あさっぴーや愛らしいキャラクターが自分の手の中から生まれたら、楽しいと思いませんか?どなたでも扱いやすい樹脂粘土なら、小さなお子さんでも、その楽しさが体験できます。樹脂粘土ワークショップを開催しているのは、ガレレーア イリス・キス・キス。自分で作る置物やストラップ、その可愛らしさに、大人の私も興奮です!
「ガレレーア イリス・キス・キス」。この可愛らしい店名は、「ギャラリーと美味しいお菓子のお店に、おいで、おいで」という造語。その店名通り、北海道産良質素材で焼いたクッキーやパウンドケーキ、クラフト製品を展示・販売しています。
この空間で行われているのが、樹脂粘土のワークショップ。取材日は、藤本胡春ちゃん(小1)、奈良果音ちゃん(小1)・千草ちゃん(3)が、親子でチャレンジしていました。
まずは、見本を参考に色作り。絵の具のように、色を混ぜ合わせて好きな色を作ります。「赤と緑で茶色ができるよ」と、色の勉強にも。3歳の千草ちゃんも、小さな手でコネコネ夢中です。パーツを作り、目や口を付けていくと表情が生まれ、可愛い顔の誕生。その瞬間、「うわぁ」と目を輝かせたのは、初めて体験した果音ちゃん。お母さんも、「私の方がはまりそう」と童心に返ります。
作品は家庭用オーブンで焼き上げて焼成。焼くまでは固まらないので、失敗しても何度でもやり直せて、ぶきっちょでも大丈夫。もう何回も通っている胡春ちゃんは、自分でデザインした作品を作り、同店主催のコンクールでも受賞する腕前。皆さん、一度体験すると樹脂粘土のファンになってしまうようです。
優しく教えてくれる池田和花さんは、7年前に樹脂粘土に出会い、独学で習得。粘土が大好きで、喫茶店にまで持ち歩いたこともあるとか。「喫茶店で作り始めたら、さすがに止めてと友達に言われました」と笑います。見ていて感心したのは、子供たちを急かすことなく、じっくり待つ姿。子供が次にやろうとしていることをじっと見守る池田さんの姿に、自主性を大切にしていることが伝わります。
他にも、お孫さんにプレゼントしたいと高齢の方や、ここで交流を深めたいと女子会に利用される方もいるそう。手や服が汚れにくいのも嬉しいですね。ワークショップは6色の粘土込みで、850円から。1セットで、ストラップなら2~3個作れます。学校行事などの出張もOK。貴方も手作りの宝物、作ってみませんか。
取材協力 ガレレーア イリス・キス・キス
旭川市7条通6丁目シャンノール緑道101
TEL0166-29-3836
育児のための衣服の条件⑦
手の平と足の裏
ふだんの生活の中で私たちのまわりには、床に転がっている小さなオモチャなどをうっかり踏みそうになった時、足の裏の感じで一瞬にして踏むのを止めることのできる人と、そのままグッシャリと踏んでしまう人とがいます。
瞬間的に踏むのを止めることのできる人は足の裏の敏感な運動神経の鋭い人。グッシャリの人はもちろん鈍い人です。この違いは持って生まれた素質にもよりますが、もう一つ重要なことは、子どもの時から足の裏と爪先の感覚のトレーニングをどれぐらい受けてきたか、ということにも関係があります。
四本脚の動物はその四本とも同じような役目をするのに対して、人類の手と足にはそれぞれ別の役割があります。すなわち手は知能と直結し、足は運動機能と直結しているのです。
私たちは自分の足の裏と爪先からくる情報や経験によって、今立っている所は硬いのか軟らかいのか、乾いているのか湿っているのか、ザラザラなのかツルツルなのか、水平なのか斜面なのか、熱いのか冷たいのかなどを弁別します。そうしてこれらの情報や経験を記憶して、次に同じような所に立った時のために備えるのです。
このことは、地面や床の状態を目で見て推測したのとはまったく違うことなのです。またそれらを手で触れて感じたことともぜんぜん異なります。私たちの足の裏と爪先は、身体の他の部分では代りをすることのできない役目を持っています。
赤ちゃんが発育していく時、足の裏と爪先の役割がはっきりと出てくるのは、自分の身体には手とは違うものが二本ついていることがわかった時からです。あお向けに寝ている時、両手で自分の足をつかんで遊ぶようになったら、もうその赤ちゃんの足の仕事は始まっていると考えていいでしょう。
立って歩くことができるようになれば、さらに多量の情報と経験を足の裏と爪先から得て、赤ちゃんはそれらを運動機能の発達に役立てていきます。
靴下は運動神経を鈍くする
この発達の途中、足に靴下をはかされたらどうなるでしょう。まさに靴の底から足の裏をかくように、もどかしいことこの上ないでしょう。赤ちゃんに靴下をはかせるのは、自分の子どもの運動機能の発達をわざわざ遅らせることになるのです。赤ちゃんは可能なかぎり素足で育てましょう。
太ももから露出する必要はありませんが、くるぶしから先は出しておかなくてはいけません。私の経験では、素足で育てた赤ちゃんと、靴下をはかせて育てた赤ちゃんとの運動機能の発達の差、特に敏捷性の差は明らかで、生後十ヶ月ぐらいでそれがはっきりと出ます。赤ちゃんにとって手の平と足の裏は、目や耳に匹敵する重要な感覚器官なのです。また、赤ちゃんがハイハイを始めたら、できれば膝から下は出したほうがいいのです。膝の触覚はハイハイを早めます。
一般にお母さんたちは、カゼをひくといけないから靴下をはかせなくてはと思い込んでいるようですが、素足が原因となってカゼをひくことなどないし、カゼをひいている時でも素足が原因で悪化することはありません。
今年も旨い!が大集合「銀座食べマルシェ」開催
「市民の台所」として愛され続ける銀座商店街の美味しさがズラリ!
真冬の仲見世通りが熱くなる1日です。
いよいよ2月1日、今年で3回目を迎える『銀座食べマルシェ』が開催されます。
銀座で数十年の歴史を積み重ねてきた人気店の美味しさを中心に、銀座と取引のあるお店、銀座出身のあの懐かしいお店も登場!
毎回大好評の看板メニューは、銀座が誇る鮮魚店の生本マグロの『豪快のっけ丼』。ご飯の上に新鮮な大トロや赤身がドーンと豪快に。
昨年、一昨年もアッという間に売り切れたイチ押しメニュー。今回も200食限定です。
他にも、昨年『北の恵み 食べマルシェ 2013』のワンハンドフード・コンテストで大賞を受賞した『ポて豚』、旭川のソウルフードとして期待が高まる『旭川しょうゆ焼きそば』など、食べ逃したくない美味しさが仲見世通りの路上や店舗内にズラリと登場。
それぞれ銀座のお店から仕入れた素材を使った自慢の商品が勢ぞろい。地元・銀座にとことんこだわるラインナップです。
『アッツアツ揚げまんじゅう』『Wえび天そば』など、寒~い中だからこそ食べたくなるあったかメニューもお待ちかねですよ!いずれも数量限定なので、お早めに。
もちろん、ミステリーゲーム『銀座・ふしぎ発見!』、銀座囲碁クラブの体験会など子供から大人まで家族みんなで楽しめるにぎわいイベントも盛りだくさん(翌2月2日には『第9回全日本雪玉入れ選手権』も開催)。仲見世通りには旭川市公認のゆるキャラ・あさっぴーも登場します。
銀座の各店では食材や惣菜の特別セールも実施するのでお見逃しなく!
銀座食べマルシェ 2014
日時/2月1日㈯
午前10時~午後5時
場所/銀座仲見世通り(旭川市3・4条通14丁目・15丁目)